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、というのは、私のチームメンバーの大学時代の恩師が卒業時に授けたアドバイスだそうだ。
そのこころは、
コンピュータは、それを作った人が、命令すれば何でも従うようにできている。
(プログラムを書けば、そのとおりに動く、という意味で)
そんなものに毎日10時間以上接していたら、
何でも従ってくれることに慣れてしまう。
人間に対してもそんな風に接してしまうようになってしまうよ、
ということだそうだ。
最近、コーディングばかりしているので、
ちょっとぎくっとした。
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私のすぐ傍に、毎日ひらめいている人がいる。10ヶ月の息子だ。
ヘレンケラーの有名な言葉。
"I knew that "w-a-t-e-r" meant the wonderful cool something that was flowing over my hand."
私はそのとき、水とは、私の手の上に流れ落ちてくるこの冷たくて素敵なものを意味するのだと悟りました。
先日のRen.T(息子)の場合はこうだ。
私はそのとき、指をさしたらママとパパがその方向を向いてくれることに気づきました。
そして次の日には、
私はそのとき、このボタンを押したら不思議な絵本から音楽が鳴ることに気づきました。
学習とは無数のひらめきの繰り返しである、と茂木さんが「ひらめき脳」の中で書いていたが、
Babyは毎日無数の(小さな)ひらめきを繰り返して、親をびっくりさせてくれる。
サリバン先生じゃないけど、親としては、そんな彼のひらめきを見守っていられることを幸せに感じる。
ちなみに、さらに「ひらめき脳」によると、
リラックスがひらめきを生む、そうなので、いかにリラックスできる環境を整えてあげられるかが、この時期の親の務めなんだろう。
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エベレストの頂上の眺望はこんな。生きているうちに行くことがあるだろうか。
http://www.panoramas.dk/Fullscreen2/Full22.Html
ほかにも富士山もすごく綺麗。
http://www.panoramas.dk/fullscreen2/full4.html
http://labs.cybozu.co.jp/blog/akky/archives/2008/05/360-mt-everest-panorama.html
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進化圧という言葉にたまたま出会った。
あの名画「皇帝ペンギン」を例に、このように解説されていた。
極寒の南極で、激しい進化圧(注)に何万年も何十万年もさらされたあげくにペンギンがたどりついた繁殖のための長距離ハイク。【注】進化圧とは、自然淘汰による進化をうながす方向にかかる自然の圧力。生存が難しい環境ほど進化圧は強くなる。「虫を食べる鳥」は虫にとっての進化圧。虫達の保護色や擬態は、すべてその進化圧の結果である。Life is beautiful: YouTubeはメディアビジネスに対する進化圧
satoshi.blogs.com/life/2006/07/youtube.htmlちなみに、淘汰圧(selection pressure)の方が、進化圧(evolution pressure)より生物学的には正しいようだ。
現在の理解では、生物を進化させるに至る圧と言う考えはなく、淘汰しようとするエネルギーに対する反作用の結果が進化だと言うようなイメージです。生物を積極的に淘汰することは出来ても、積極的に進化させることは出来ませんよね。淘汰される流れの中でその流れに逆らって生まれた新規の形質を進化と呼ぶのであって、進化は結果論に過ぎない、というのが現在の進化論では定説とされているようです。Life is beautiful: YouTubeはメディアビジネスに対する進化圧、の中のコメント欄より
satoshi.blogs.com/life/2006/07/youtube.html自分自身の留学してからの2年間を振り返ってみたときに、一言でいうならば、淘汰圧がかかり続けた2年間なんだ、と思う。英語のみのコミュニケーション。異文化での生活(大好きな刺身無し)。クラスの中での自分の立ち位置の模索。自分への期待感と実際のアウトプットのギャップからくるストレス。
そして、進化が自分で選べない、というのもすごく腑に落ちる。様々な淘汰圧がかかっているなかで、「はじめから志向していた進化」が選べるのならば、淘汰圧がかかっているとはいえないのだろう。淘汰圧がかけられ続けて、その中で、その流れに逆らい続けて(たまに逆らわなかったりもして)、その小さな抵抗の数々が、積み重ねられてきて。。
その積み重ねられた抵抗の塊が、量から質として変化したときはじめて、それが進化と呼べるものなのかもしれない、と感じたのだった。
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自分に対する噂話にはめざとく反応する人のことを、地獄耳な人と呼ぶことがあるが、インターネット上での自分のうわさを聞きつける人のことはなんというのだろう。
先日、こんな事件があった。
MSEのクラスの中で、最先端のStatic Analysisツールを使って評価する授業があった。Findbugs, Coverity, Agitar, Klockworks, Fortifyといったオープンソースから商用ソフトウェアまで様々なツールが評価された。こういったStatic Analysisツールの多くは高価な商用ソフトウェアなので通常は購入しなければいけないのだが、CMUでの評価ということで、評価内容を外に公開しないということで、特別に無料で使わせてもらえることになっている。
我がチームもあるソフトウェアを評価したのだが、その会社からは
評価内容を対外的に公開しないことを念押しされたうえで、評価用ライセンスをもらうことができた。事件は、そのツールを評価中におきた。チームの一員が、評価内容のレビューをチームにお願いする際に、チームメンバーが登録されているいつものメーリングリストを利用した。通常はそのメーリングリストはメンバーにしか公開されていないのだが、何かの手違いで、たまたま一般に公開されるモードになっていた。つまり、
その評価レポートが一時的に、インターネット上で公開されたことになる。しかし、我がチームはそんなことは知る由もなかった。。。
そうすると、そのメールを送った夜に、そのツールベンダー(会社)から教授宛てに緊急のメールが飛び込んだ。内容はこうだ。
下記の内容のメールがインターネット上に公開されていますが、これはあなたのクラスに関係しているようです。何らかのアクシデントで公開されているのではないでしょうか? (以下、略)教授からは我々のプロジェクトに連絡があり、全くもってこちら側のミスなので、あわてふためいた我々はすぐさまメーリングリストをクローズした。そして、会社側に謝罪のメールを送りお許しを頂いた。
なぜ、会社側は、我々の評価内容がインターネット上にリークしたことを知ったのだろうか?
じつは、Googleには
Google Alertという機能があり、ある単語を登録しておくと、その単語がウェブ上に登場したときに通知してくれるサービスだ。つまり、その会社は、自分の会社のツールに関係する単語をすべてGoogle Alertに登録しており、毎日チェックしているわけだ。まさに地獄耳。
早速、Ken.Tも「MBAマッチョ日記」を登録してみたが、全く持ってウェブ上では噂されていないようで、嬉しいやら、悲しいやら。。
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昨日は、表計算ソフトであるExcelをがりがり使ってLBOの意思決定をするためのモデルを作っていたわけだが、そのトレーニング自体も良かったのだけど、ソフトウェアエンジニアリングを専門とするものとして、つくづく表計算ソフトを思いついた人はすごいな、と思った。今のビジネスにおいて表計算ソフトがなかったら仕事にならない人が何人いることだろうか。
LBO modelingワークショップトレーニング・ザ・ストリートしかし、気になるのは、誰が最初に表計算ソフトを作ったのかということだ。Wikipediaによると、どうやら最初にそのコンセプトを市場化したのは、VisiCalcだそうだ。
Bricklin によれば、彼はハーバード・ビジネス・スクールで 教授が黒板に金融モデルを書くのを見ていた。その教授が間違いに気づいてパラメータを修正しようとしたとき、表の中の大部分を消して書き直さなければなら なくなった。これを見た Bricklin は、このような計算をコンピュータ上で処理する「電子式表計算」を思いついたのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc
しかし、特許はとっていなかったため、後発の表計算ソフトのいずれも、VisiCalcの作者に特許料は支払っていないらしい。
電子式表計算は画期的なアイデアだったが、Bricklin はこのアイデアでは特許を取れないだろうと助言され、この発明から得られたであろう莫大な利益を逃してしまった。当時、アメリカ合衆国ではソフトウェアの特許は認められておらず、権利は著作権でのみ守られるとされていた。著作権はアイデアそのものを守るのには適しておらず、競合他社はコンセプトを即座にコピーして表示形式を変えるだけで著作権違反を問われずに販売することができたのである。http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc
作者のホームページには、アイデアを思いついたときから、その歴史まで詳細に書かれていて面白い。
ちなみに、表計算ソフトの現在のマーケットシェアはわからないが、
1997年時点で、出荷数の7割をExcelが占めているようなので、現在はExcelが現在市場を寡占していると見てよいだろう。(その時点でLotusが1割)
しかし、最近では、フリーのOpen Officeや、WebベースのGoogle Spreadsheetsなども出てきている。Google Spreadsheetsのほうは、
Monthly unique visitorが60万人を超えているとのことだ。
実際に、自分のプロジェクトでもGoogle Spreadsheetsをプロジェクト管理用ツールとして使っている。複数人で同時に編集できるし、オンライン上でシェアできるので重宝している。Bricklin氏、本当にありがとうございます。
参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc
http://www.danbricklin.com/visicalc.htm http://ftp.utdallas.edu/~liebowit/book/sheets/sheet.html
http://blog.compete.com/2007/12/06/google-docs-spreadsheets/
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今日は一日缶詰で、LBO modelingワークショップに参加している。これは、TTS社のトレーニングで前回はFinancial Modelingのワークショップに参加したが非常に質が高いワークショップなので毎回楽しみにしている。
http://www.trainingthestreet.com/
LBOとは、レバレッジド・バイアウト(Leveraged Buyout)のことで、企業買収手段の一種で、買収対象の資産を担保に負債を調達するのが特徴だ。ソフトバンクが約2000億円の自己資金のみで、2兆円弱のボーダフォンを買ったものLBOだし、ライブドアがフジテレビにしかけたのもLBOだ。
とにかく、Excel漬けの一日です。
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2008年春学期取得中のクラス。
MSEが8割、MBAが2割。
特にStudio Projectと、Independent Studyはクラスではないので負荷が非常に重たく、それがブログから私を遠ざける要因となっているが、なんとか確保してブログをつけていきたいと思う。
Studio Project (MSE)実際のお客様に16ヶ月かけてソフトウェアを作るプロジェクト。昨年の秋学期からはじまっている。
過去記事→
プロジェクトの立ち上げ期ただ作るだけでなく、クラスで習った 最新のソフトウェアエンジニアリング手法を駆使する必要がある。また、
SEIのエンジニアがメンターについており毎週レビューがある。顧客と毎週クライアントミーティングを行い開発を進めていく。現在、Ken.TはSoftware Architectの役割を務め、技術の面から顧客とチームのコミュニケーションをサポート中。
Architectures for Software Systems (MSE)ソフトウェアアーキテクチャのクラス。アーキテクチャの大御所であるDavid Garlan (MSEのDeanでもある)と、
ACDM (Architecture Centric Development Method)の提唱者であるAnthony Lattanzeが教授のクラス。日本でSoftware Architectureをきちんと教えているクラスなんて本当にないなあ、とつくづく実感させられるクラス。
Analysis of Software Artifacts (MSE) 様々なテスト手法、デザイン手法を学ぶクラス。最新のStatic Analysisから、セキュリティ、パフォーマンスの最適化手法、デザインパターンなど幅広く学ぶ。宿題が重たくて事前に時間を確保しておかないと簡単にお陀仏。
Independent Study (MSE) こちらはクラスではなく、教授の指導の元、自己研究を行うもの。David Garlanの指導のもと、アーキテクチャのドキュメント手法について研究中。この夏に論文にまとめる予定。
Corporate Restructuring (MBA) いかにして会社をFinanceの面から立て直すか、特に、会社のM&A、Valuation(価値評価)に関するクラス。昨年、TepperのBest Professorに選ばれたRobert Dammon教授の授業は最高だった。解説に非常にわかりやすく、厳しくも優しい。最初は苦手であったFinanceも流石に基礎を一通り学んだおかげで、今は非常に楽しむことができる。
New Product Management (MBA) いかにして新製品を市場に導入するかを学ぶクラス。実際に現場に適用できそうな話ばかりなので学ぶことが沢山。
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今日はMBAのNew Product Marketingのクラスでグループプレゼンテーションがあった。結構成績に大きく影響するプレゼンなので、グループの皆でそれなりに準備をしてきた。そんな中、すごくじんわりとする瞬間があったので報告したい。
私はdual degreeなので12月末に卒業予定なのだが、MBAのクラスメートはこの5月に卒業していく。というわけで、この学期がMBAの同級生と過ごす最後の学期になる。後残すところ2週間だ。このクラスのグループメンバーは、Josh(アメリカ人)、Maciek(ポーランド人)、Ido(イスラエル人)といずれもBabyを持つお父さんチーム。(といってもJoshの子供はまだお腹の中なのだが。)
なので、ミーティング時間のすり合わせの時も、子供をDay careに預けるからその時間は駄目とか、奥さんが嫌がるから日曜は止めようとか、なかなかゆるくて心地よい。そんな親父会話を聞きながら、Prospective fatherのJoshがふむふむ、そうきたか、と頷いている表情もほほえましい。(ちなみにJoshはかのドラマFriendsに出てくるRossとキャラがかぶっている。)
10時半からクラスで、クラスがはじまったらすぐプレゼンだったので、9時頃からまだ誰もいない教室に集まり、プレゼンのリハーサルをした。もう2年生の終わりにもなってくると、プレゼンにも慣れっこなので、1時間ほどでほぼ準備は整った、後は時間が来るのを待つだけという状態になった。
グループ4人のほか誰もいない教室。30分後にはじまるプレゼンテーション。そのプレゼンテーションが、その緊張感が、心の片隅にあるのだけど、それを忘れて車座になってのたわいもない談笑。ああ、こういう空気、好きだな、と思った。
好きな映画の中にプライベートライアンがある。(ネタばれなので見てない人はこの先危険です)
ノルマンディー上陸作戦を部隊に描かれた映画の中で最も好きなシーンは、ようやく探し当てたライアン2等兵に、あなたのお兄さんが全員亡くなったから母のために故郷に帰ろう、とライアン救助部隊が告げるのだけど、ライアン2等兵は兄達を思い一筋の涙を流した後、自分はここを味方と守っているから帰らない、という。そして、救助部隊ともども、敵の大群が押し寄せる前線に居残ることになるのだが。。
ここからが好きなシーンだ。
嵐の前の静けさ。ほぼ廃墟となった街の中で、そばに迫った敵軍が押し寄せてくるまでのスキマ時間。その非日常の感覚がそうさせるのだろう。なぜか人と人との距離が急激に近くなる。子供のとき近所のお姉ちゃんがいけてた、などという、たわいもない話がやけに胸に染みる。そして、敵の戦車の音がどんどんと大きくなっていく。。
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と、現実に話を戻して、
そんなプレゼンがはじまるまでのスキマ時間を、グループの皆で楽しんでいたら、ふとJoshがこういった。
"This presentation is going to be my last presentation in Tepper..."
(このプレゼンテーションが学校での僕の最後のプレゼンテーションなんだ。)
私以外のメンバーは皆うなずき、一瞬しんとなって、それぞれトイレに行ったり、資料を再確認したりしだした。私も、ベストを尽くすよ、とそっと心に誓い、プレゼンの復習をした。彼らの最後のプレゼンに一緒に参加できたことが非常にうれしかった。
もちろん、Joshの最後のプレゼンはそこそこうまくいったと思いますよ。
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先日は野球の桑田選手の引退を聞いてしみじみとしていたら、今日はおもむろにテニスの伊達選手のプロ復帰を聞いてびっくりした。2人とも間違いなく真摯に努力をしてきて、成果を残してきた人達なので、そのような人たちがどういう判断を下そうとも、その裏には様々な物語が見え隠れして、沢山のインスピレーションを与えられる。
自分自身で人生を選択していくこと。そして、己の選択だからこそ、誰にも言い訳せずに、黙々と努力し、その姿勢が、そしてつながっていく結果が、人々を感動させる。私もそういう風に生きていきたい。
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といっても、
私はdual degreeなので今年一杯は最低でもかかるのだが、Tepper Business Schoolの多くの友達は学校を去ってしまう。Tepperの皆と過ごせる最後の学期。これが終わると、皆それぞれの人生を各々の舞台で刻んでいく。大切に過ごしたいと思う。
ちなみに、先週ヒラリー・クリントン氏がピッツバーグに演説にきた。オバマvsクリントン。白熱する民主党の大統領予備選。ペンシルバニアは187人も議員を抱える重要拠点であるため、わざわざピッツバーグにも足を運んでいるらしい。なんと、同じアパートに住む友人夫婦は、その演説を見に行って、なんと握手までしてもらったらしい。おお、すごい、と思いながら、ヒラリーさん、選挙権が無い人と握手してしまいましたな、としょうもないことを考えてしまう今日この頃であった。
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昨日ビルゲイツがCMUを訪れたので、早速その講演にいってきた。彼がマイクロソフトからの引退に伴い、全米のうちのCMUを含む5つの大学を訪れるというFarewell Tourの一環であった。ちなみに、ビルゲイツはCMUのコンピューターサイエンスへの貢献を賞賛しており、過去には、20億円以上の寄付しており、CMUはそのお金で現在ゲイツビルディングを建てている。
過去記事:
http://cmumba.blog67.fc2.com/blog-entry-41.htmlやはり彼はソフトウェアエンジニアのヒーローであり、CMUでもその人気はすさまじく、3時間前から待ち構えて、たまたま入場券をゲットできた。
講演の中で、ビルゲイツの「マイクロソフト最後の日」というビデオが流されたが、ヒラリークリントン氏、オバマ氏、ジョージ・クルーニー氏をはじめ業界の著名人が沢山でてくる豪華なビデオであった。YoutubeでもUPされているのでまだ見ていなければ必見である。
http://youtube.com/watch?v=3HA4lSUhlbw&feature=relatedちなみに、こちらはその講演の動画付の記事
http://www.wpxi.com/news/15372127/detail.html講演の中身は、やはり、マイクロソフトよりはゲイツ財団(なんとその規模3兆円の世界最大の慈善財団)につながる話が多く、いかに途上国の生活を向上するか熱をもって話していた。面白かったのは、マイクロソフトでのマネージメントと、財団のマネージメントでは、違うところよりも同じところが多いと語っていたこと。いかに優秀な人を雇うか、いかにゴールにコミットするか、いかに政治的な事柄を扱うか、いかにマーケティングするか。
一代でマイクロソフト帝国を築き上げ、その資本主義のインセンティブの仕組みにより世界一のお金持ちになったビルゲイツ。そして引退後は、世界最大の慈善団体を、ビジネスライクに運営していく。彼はなにより世界はこれからもこの先も必ず良くなっていくと信じていた。
講演後は、全員でstanding ovation。Q&Aの後、講演の最後にCMUからビルゲイツへの贈り物があった。スクリーンに椅子に座った一人の凛とした老人が映し出される。彼は鉄鋼王、
アンドリュー・カーネギー。篤志家としても知られ、一代でCarnegie Steelを築き上げて引退後は、カーネギー財団を作り、1900年にはカーネギー技術大学を(後のCMU)設立している。その写真の中で彼が座っている椅子がピカピカに磨き上げられてビルゲイツに贈られた。ビルゲイツの過去と未来をカーネギーに見立てて称える、なんとも粋な計らいだ。
Ken.TはCMUのコミュニティにいることを心から誇りに思い、そして、生のビルゲイツを15m先に見て、間違いなく格好よい人間だと感じて前向きパワーを受け取り、そして、そそくさとクラスに途中から忍び込んだのであった。
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小額のローンが人生を変えうる。
Loans that change lives.
Kivaというサイトがあり、そこでは、小額($25から)の融資を途上国の熱意ある人々に無利子で融資することができる。
http://www.kiva.org/app.php必要融資額、ビジネスの中身、プロフィールなどの詳細な情報を見てあたかも直接融資するような仕組みになっており、融資後も定期的に借主から報告が入る。Kivaとはスワヒリ語で「絆」という意味があるそうだ。
学生の頃、バックパッカーとして弟とカンボジアをまわっていたときに心にひっかかることがあった。観光客向けに、籠に閉じ込められた小鳥を籠から出してあげる権利を売っている店があって、たくさんの観光客が喜んで籠から鳥を出してあげていたのだ。籠から出してあげてもすぐまた籠に閉じ込められるのに、だ。
ちょっと例は極端であったが、そのような一時的で本質的でない支援に比べて、このKivaの支援の仕方は自分の価値観にあっていると感じた。早速、毎月ピンときた人に小額だけれども融資することにした。最初はあの出来事があったカンボジアから。思いのある人を支えることができる素晴らしいモデルだと思う。
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「富の未来」、という本を読んでいる途中で、知識工作機械という言葉がでてきて、ちょっとした気づきがあった。
今の専門はソフトウェア工学なのだけど、大学生のときは研究室で、機械を大量に作るための機械、いわゆる工作機械の勉強をしていた。
そこから、興味と機会の赴くままに、大学院で違う研究室に移ってソフトウェアの勉強をし、就職して、基礎研究、経営管理、ソフトウェア・セールス、ソフトウェア技術コンサル、と移ってきた。現在は、MBAを勉強しながら、ソフトウェア工学を勉強している。ソフトウェア工学は、一言でいうと、ソフトウェアをうまく作るための学問である。
「気づき」の話に戻すと、
今やっているのは、ソフトウェアを作るためのソフトウェア(ソフトウェアエンジニアリングツール)の開発である。よく考えてみたら、それって、大学での工作機械(機械を作るための機械)の研究と、分野は違えど同じことなのだ。つまり、なんとなく繋がりは分かっていたのだけど、自分でも言葉にできていなかった関係性が見えてちょっとした気づきだったのだ。
ところで話は変わるが、
ツールというものは非常に大事なものだ。ツールがあってはじめて可能になることがある。漠然とした話だが、工作機械があって産業革命が成り立った。ソフトウェアを開発するツールがあってはじめて複雑なソフトウェアを開発することができる。
そして、この記事のタイトルの知識工作機械とは、知識を生み出すためのツール群だ。英語、インターネット、ソフトウェア(Google、Skypeをはじめとするソフトウェアツール)を駆使することで多国籍のチームで時差を超えてコラボレートできる。それが現在世界で起こっている革命なんだろう。日本ではよく、モノ作りを大切にしなければ、という議論がされるが、そのときのモノというのは、感覚的に車や産業機械のような形のあるモノ限定の話が多い気がする。でももう、そのモノだけに限定していては古いんだろう。そのモノは、今の世代、次の世代のモノも考えなければならず、そのモノ作りを支えるツール(インフラストラクチャ)を作ることにこそ頑張らなければならないのだ。
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今日クラスメートのプレゼンで引用していた言葉が非常に気になった。
価値のあることとは何か?という文脈で、
下記の4つの文を、Guy Kawasakiの本から引用していた。
価値のあることとは、下記のうちのいずれか。
- Make the world a better place
- Increase the Quality of Life
- Right a Wrong
- Prevent the End of something good.
- 世界をより良い場所にする
- クオリティ・オブ・ライフを向上させる
- 間違っていることを正す
- 何か良いものが無くなってしまうのを阻止する
ちなみに、Guyの本はMBA、特にアントレプレナーシップの分野では有名で、Tepperのアントレのクラスでも教科書になっていた。
Guy Kawasaki
http://www.guykawasaki.com/価値のあることに固執したいものです。
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2ヶ月半になるRen.Tは、
すでに自己主張をしっかりするようになってきた。
おっぱいが欲しいとき、
おしっこしたとき、
抱っこして欲しい、ときのいずれかの場合、声をあげて主張する。
(うんちのときは泣かないで、むしろ、嬉しそうにしている。
暖かいからか?)
機嫌が悪いときは泣くが、抱っこするとぴたりと泣き止むので、
赤ちゃんにしては、楽な部類の子に入るのだろう。
しかし、一度抱っこちゃん状態に入ると、
かなり機嫌が良くなるまでは、
肩の上に抱え上げるようにして抱いておかないといけない。
どこかに置こうとするそぶりを見せただけで、甘えた声をあげる。
そのため、一度抱っこちゃん状態に入ると、
1時間くらい抱いていないといけないわけだが、
そうなるとどうしても片手がふさがってしまい、
本はなんとか読めるのだけど、
パソコンを打つことができないのが目下の悩みだ。
そういえば、昔、インタフェース関連の研究をしていたときに、
片手入力の方法がいろいろあったことを思い出し、
それを再度検索してみた。
片手入力用の
専用ハードウェア買うのは勿体ないので、
ソフトウェアで片手入力ができるものを使うつもりだ。
WKeyというのが面白そうなので、これを試してみることにした。
こんなニーズは、パパになるまで気がつかなかったなあ。
抱っこしてくれる人型ロボット、本当に欲しい、今日この頃。
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Ren.T(息子)のアメリカのパスポートが届いた。郵便局で申請した際に、お金を惜しまず高速オプションをつけたので、申請から1週間ちょっとで手元に届いた。現在、日本のパスポートは申請中。日本の場合、戸籍制度があって地方が管理しているので、なかなか面倒くさい。
なにはともあれ、Ren.Tは、現時点でGDP世界1位、2位の国のパスポートを手にすることになる。しかし、2010年には中国が日本を抜くという
試算もある。世界はRen.Tが成人になる20年で大きく変わることになるだろう。
また、国の経済成長の視点から目をはずしてみると、日本、アメリカはかなり違う文化、慣習、社会制度を持った国だ。やがて彼が成人になり、自分自身で国籍を選ぶ際に、どういう価値観で選ぶかは彼の育ち方によるのだろう。
彼が彼にとってベストの選択をできるよう、できるだけ多くの機会を与えてあげたいなあ、と思う今日この頃です。
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「ほんの1時間の間だったんです。友人のアパートを訪ねて、そのアパートの駐車場に車を停めていました。1時間ほどで外に出てくると、そこにあったはずの車が無かったんです。私はすぐには状況が飲み込めず、何度も車があった場所を指差し確認しました。車の轍を確認して一人でうなずいていました。cocia(奥さん)はRen.T(息子)を抱えたまま、急に寒くなってきた10月末のピッツバーグの荒野で、ジプシーの親子連れのようにその場にたたずんでいました。」(Ken.T談)
結局、忽然と無くなってしまった車は、
結局、盗まれたのではなく、レッカー移動されていたのだった。しかし、もっていかれた後には何の印も無かったので、レッカーされたのかも、と気づくのに大分時間がかかった。そこは結構アパートの駐車場の奥まったところで、レッカーをされるような雰囲気では無かったのだ。
まあとにかく、レッカー移動されただけでよかった。そこのアパートメントの入り口のビラに張ってあったTowingの会社に電話してKen.T車があることを確認し、友人に車を借りて取りに行った。貴重な3時間と$150を失った。しかし車は失わなくて済んだので不幸中の幸いだと思っている。
皆さんも気をつけてください。
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Path Dependency(経路依存性)という言葉がある。
一言でいうと、テクノロジーに大きな進化があったとして、その進化の方向性は、経路に依存する、つまり、そのテクノロジーが辿ってきた歴史から大きく影響を受ける、ということだ。
よく引き合いに出されるのが、パソコンのQWERTYキーボードで、この使いやすいとは思えない配列がずっと使われている理由が、もともとタイプライターの配列がそうなっていたからというのはよく知られている。その頃のタイプライターは手動式であり、QWERTY配列紙を打つアーム同士ができるだけ左右交互に動くように意図されて作られたそうだ。そういう意味では、現在のパソコンにとってQWERTYキーボードは最適化されたものではないのだが、その歴史的経緯により使われ続けている、といえる。
(ちなみに、キーボードについて興味があれば
こちらをどうぞ。敬愛する友人のサイトです。)
このPath Dependencyという考え方は、結構面白い。
キャリアに当てはめてみると、
多くの人がPath Dependencyに囚われていて、
最善の選択を逃しているのかもしれない。
英語学習に当てはめてみると、
日本語教育→日本での英語教育→英語環境、というパスは、
日本人留学生と他の留学生の進化の仕方を比べてみても、
世界の中でも最悪の部類のPathなんだと思う。
恋愛にあてはめてみるのはまたにして、
これくらいで今日は寝ます。
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マッシュアップとは、一言でいうと公開されているWebサービスなどを複合させて新しいアプリケーションを作ること。
現在、サンディエゴ辺りで起きている大火事の状況が一目で分かるサービスが、そのマッシュアップで作られて、クラスで紹介されていたので、ここでも紹介。
http://maps.google.com/maps/ms?msa=0&msid=114250687465160386813.00043d08ac31fe3357571
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Satisficing(サティスファイシング、満足化)という言葉を最近よく耳にするというか、口にする。
Satisficeとは、Satisfy(満足させる)とSuffice(十分)を組み合わせた造語だ。
一言でいうと、最善の選択肢ではなく、満足のいく選択肢を求めることだ。
(http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/~suchii/evol.ethics.html より改変)
「満足化」とは、最大化が不可能であるか、可能であるにしても計算上のコストが大きすぎる場合に、最善の選択肢ではなく満足のいく選択肢を求めることである。
例えば、大きな靴の卸屋で自分のためのスニーカーを一足探したいとき、自分の好みや必要性、耐久性、値段などを考慮して最善の(最も満足のいく)選択を行うことはまず不可能である。最善を求めるためには決まったサイズのスニーカーをすべてのメーカーにわたって調べなければならず、そのためには多大な時間を要するであろう。しかし、半時間程度の限られた時間内でも気に入った商品を探し出すことは可能である。
このとき、わたしは、例えば過去の経験から知っている二、三のメーカーの製品に的を絞り、適当な満足度のレベルを設定し、それをクリアーした数個程度の選択肢の中から一つを選ぶという形で満足のいく選択をおこなえばよいのである。現実的な合理性はこのような形を取ると Simon は言う。」
Dual degreeをこなしていくには、沢山のことをSatisficingせざるを得ない。例えば、一つ一つの課題に、最高の出来を求めて最大限の時間をかけてしまうと、他の課題に手がまわらなくなる。自分の中で、目標値を決めてそれを超えたらその課題はよしとする、といったアプローチが非常に重要になるのだ。
しかし実際に上手にSatisficingするには、
きちんと計画を立てるLogical(論理的)な、左脳的な能力だけでは駄目で、
えいやと決めてしまえるIntuitive(直感的)な、右脳的な能力が重要だと思う。
だから余計に難しいのだけど、
コンピュータにはもっとも不得意な分野で、
人間だからこそできる価値があるスキルだと感じている。
おっと、そろそろSatisficingして、
(まだ十分に整った文章が書けたわけではないけど)
このあたりでブログも終わりにします。
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GoogleMapsの新しい機能であるストリートビューを、
友達に教えてもらったのだけど、面白い。
ちなみに、近場のところをピックしてみました。
学校関係Tepper Business Schoolの前(CMU)MSEの前(CMU)SEIの前(ソフトウェアエンジニアリングの聖地)ピッツバーグ関係
ピッツバーグのダウンタウンの景色Magee Womens Hospital (Ren.Tの産まれた場所)PNCパーク(Piratesの本拠地)Heinz Field(Steelersの本拠地)#それにしても、昔は大学院でVR(Virtual Reality)の研究をしていましたが、
#一区画のこういうストリートビューを作るのに大変苦労していました。
#あれから10年も経たないうちにこういう時代になったのです。
#こういうアプリケーションを世の中に出せるGoogleは奇跡のような会社だと思います。
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ドラッカーの本はマネジメントの世界で非常に有名なのだけど、今日たまたま手に取った本の一文が妙に気になった。
社会が社会たるための条件、という文脈で
「そのためには、何をおいても、
継続と変革のメカニズムが
社会に組み込まれていなければならない。
人が必要とするのは継続の方である。
しかし世の常として、あらゆるものが陳腐化する。
日本人にはおなじみの諸行無常である。
だからその劣化を防ぐための変革が必要になる。
変革とは継続を保証するためのものである。」
(from ドラッカー入門)
社会についての話なのだけど、人間そのものにもあてはまるな、と思った。
自己を振り返ると、次のステップ、次のステップと、
変革を常に強いる自身がいるのだけど、
(そして、それに時に自分でも疲れることがあるのだけど、)
それは自己の底のほうからくる継続しようという意思が、
変革を促しているのかもしれないな、と、
ちょっと新しい視点に触れた気がした。
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日本にずっと住んでいると、そこでの社会の仕組みが当たり前のことのように思えてくる。留学してみると、当然のように思っていたそういう社会の仕組みが全く違う社会がある、ということに最初は困惑する。
その違和感を説明するときに、直感的に分かる方法として、下記のように説明されたことがある。
「両手を胸の前で組んでくみてください。
組んでいる手を見てみると、右手が上になっていたり、
左手が上になっていたり、人によって違うと思います。
では、その手を組み替えてみてください。
つまり、右が上だったら左が上に、左が上だったら右を上にしてみてください。」
やってみれば分かると思うが、すごい違和感がある。
この不快感を、常に味わい続けることになるのが留学生活だ。
その話をいつものようにcociaにしてみた。
確かに英語で生活するようになって、
この違和感と戦ってきたよね、って。
すると、彼女はこう言った。
「利き腕を、肩の上から背中にまわして、
利き腕と反対の腕を、脇の下から背中にまわして、
背中の後ろで、両手同士を触れてみて。触れ合うことができるよね。
今度は、利き腕と反対の腕を、上から背中にまわしてみて、
利き腕を、下からまわしてみて、触れることができるかやってみて。
ぜんぜん届かないよね。
私はいつもそんな感じ。
むぅ、うまい。(英語じゃなくて、切り返しが。) 参りました。
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兄弟って不思議な存在だ。
先日、弟のTaku.Tが会社で表彰されたそうだ。彼はNYCの大学院を出て、NYCでそのままプログラマとして働いている、日本人としては稀有な存在だ。
(以下、表彰文。
内容としては、週末を返上してすごく頑張って貢献したので、表彰します、
いった感じ。)
Taku.T and Sun XXXX Nominated by XXXX, XXXX
There was a very large/visible release this past weekend related to the trading system named XXXX which moved the XXXX system from a fee based system to a commission based system. For this project both Taku.T and Sun put in many long hours and in many cases it was not even related to their changes but rather from other enterprise systems. And when Sun was on vacation last week Taku.T really made sure that the deployment would go smooth from the XXXX side by working late leading up to the deployment and properly planning all the necessary task for production and then working throughout the weekend to ensure all the changes worked in production and ensuring the new trading system was ready for Monday morning before the market opened. For the release above there were over 100 people involved company wide as most if not all systems needed to be updated for this project.
子供のときは、殴り合いの喧嘩をしたものだけど、今となってはいい思い出だ。兄弟が褒められると、自分のこと以上に嬉しい。兄弟が傷つくと、自分のことよりも痛む。きっと、喜怒哀楽を分け合ってきたからなんだと思う。兄弟って不思議な存在だ。
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最近新たに浮かんできた英語における課題は、「気を使った英語表現」だ。
チームで問題解決をしていて、意見をまとめようとするとき、メンバーの気持ちに配慮した英語表現というは非常に重要になってくる。
そもそも、チームとしては、皆が違う意見を持っていたほうが有難い。新たな解決策がでてきたり、議論の盲点を減らすことができる。しかし、意見をまとめようとするときには、違う意見を持っていれば持っているほど、一つの結論を出すのは難しい。
ここでベストなのは、皆の意見をまんべんなく取り入れた八方美人の結論を出すのではなく、それぞれの意見の中から良い点を取り入れた結論を出すことだ。しかし、時に、メンバーそれぞれのエゴがその作業を邪魔するときがある。自分の意見が通ると誰でも嬉しいし、自分の意見が否定されるのは誰もが気持ちよくないからだ。
しかし、果たして全員が自分の意見を押し通したいのかというと、そうではない。きちんと自分の意見に皆が耳を傾けてくれれば、良識を持った人は他人の意見を素直に受け入れられる。だが、その判断の瀬戸際で、自分の意見が丁寧に扱われることは、非常に重要なことなのだ。
人間はあくまで人間で、そこでは論理よりも感情が優先されることがしばしばで、そんなときは、IQよりEQ(心の知能指数)が必要となる。しかし、十分なEQが仮にあったとしても、英語でうまくそれを伝えられないといけない。そういう瀬戸際に、「ざらついた無遠慮な英語」が飛び交うと、収まるものも収まらなくなる。
つまり、最近の課題は、そういう議論の瀬戸際にこそ、相手の感情を慮った英語を出したい。
You are wrong. (あんた間違ってるよ。)
ではなく、
I have a different perspective on this. (それに対しては違う見方をしています)
といいたい。
I don't understand you.(言ってこと、分からんねえ。)
ではなく、
I am not sure I understand what you said. (きちんと理解したか定かでないんです。)
といいたい。
議論が白熱しすぎてとげとげしくなってきたときには、
I sense some anger or hostility regarding this topic, can we discuss this issue and/or take this issue off-line?
というのもありだろう。
プロジェクトのメンバーと毎日顔をつきあわせて作業していると、次第に遠慮がなくなってくる。しかし、遠慮がなくなってくるからこそ、気を使わなければいけないことがある。「気を使った英語表現」をものにする道はなかなか険しそうだ。
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アメリカに渡米した1年前に比べると、英語は上達したのは確かだが、いつももっと上達したいと思っている。
そのモチベーションの源を探索しだすと色々あるのだけど、高校生くらいまでは、そのモチベーションは、よりポジティブなものだった気がする。英語を身につけることで、世界の人々と触れ合うことができるイメージ。いつか留学してペラペラペーラ、、、と考えていた。
それが、大学に入りインターネットが普及し、そして外資系の企業のサラリーマンになり自分で生活費を稼ぐようになってくると、ポジティブなイメージよりも、より切実な、「英語を話せないリスク」のほうをより大きく考えるようになってきた。
自分の人生の成功のスレッショルド(閾値)、死ぬまでに実現したいこと、を考えると、英語を身につけるということはそれを実現するために必要不可欠なものだから、英語をしゃべれないということは、その成功のスレッショルドを超えるのを危うくする、リスクそのものなのだ。
例えば、Ken.Tが属しているIT業界を見ると、最新の情報の大半が英語で出版される。日本には翻訳された情報だけが大きく流通している。もしこの業界にとどまるならば、英語を使えこなせる程度が、将来的に自分が活躍できる舞台の大きさを決めることになるに違いない。
つまり、留学するための費用や苦労や、キャリアが数年足踏みすることを考慮しても、そのリスクを低減することを優先した、ということなのだろう。
ネイティブではない限り、どこまで上達しても自分が満足することはないのだろう。だから、英語は一生勉強し続けることになるのだろうけど、それを止めるつもりは、いまのところ、ない。一生の伴侶と楽しく付き合っていきたい。
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CMUのMSEでは、プログラム全体に占める授業の割合は60%で、残り40%はStudioが占める。
http://www.mse.cs.cmu.edu/Courses-Curriculum.htmlStudioとは、教官によって割り当てられたチームで、1年以上かけてお客様に対してソフトウェアを実際に作るプロジェクトのことだ。授業と宿題のプレッシャーをわざとかけた上で、授業で習った知識・プロセス・スキルを実際に適用しながらこのStudioを進めなければいけないように作ってある。いま、このプロジェクトチームは初期段階で、様々な問題をかかえているが、必死で立ち上げようとしている。
Ken.Tのチームは、インド人(男)、インド人(女)、タイ人(男)、日本人(男)という、アジアのソフトウェア業界を代表したようなチーム。(中国人がいればもっとそうだけど。) このチームで1年半やっていくわけだ。ちなみに、8月終わりからチームが組まれてから、もう最初の2ヶ月で散々もめた。価値観も文化も違い、コミュニケーション能力にも問題があるからだ。しかし、最近は落ち着いてきた感じ。
チームが機能(performing)するためには、形成(forming)されてから、一度混乱(storming)をして、それから統一(norming)されていくという、タックマンモデルというのがあるけど、ちょうどStormingを切り抜けてNormingに入ってきた感じだろうか。
1 Forming
2 Storming
3 Norming
4 Performing
チーム名は、Pangaea(
パンゲア)とつけた。
うまくいくよう願いを込めて、Pangaea(
パンゲア)というチーム名をKen.Tが提案して、採用された。実はこの名前は、昔、Microsoftのケースコンペティションで使って優勝した時のチーム名だ。でも、最初この名前をチームに提案したら、下記の意見が出た。
「Pangaeaって、超大陸がばらばらになっていったから、縁起が悪いんでないの?」
もっともだ。でも、こう切り替えしておいた。
「Pangaeaとして、チームが成功して皆が成長したら、皆、Pangaeaを巣立っていくでしょ?」
これで皆が納得した。
Studioをやっていくのは大変だけど、チャレンジングで面白い。
今後も状況を報告していきます。
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といっても、アメリカはピッツバーグで産まれて、ようやく2ヶ月になった息子Ren.Tの話だ。
アメリカでは郵便局からパスポートが申請できる。申請書類、写真、Social Security Number、必要なお金を支払うためのCheck、それに両親のパスポートが必要だった。
Ren.Tの写真を撮るのは結構大変だったが、近くのCVS(大手薬局チェーン)で、Ren.Tを両手で抱えあげて撮ってもらった。情けない顔つきで撮られたが、そんな表情は昔の自分にそっくりだと思う。
郵便局では淡々と作業が進められた。係員の人が申請書類をチェックし、最後に、ここに書かれていることは正しいか、と聞かれて、両親ともに、Yesと答えた。それで終了。うまくいけば、数週間後にはRen.Tのパスポートが郵送で届けられるだろう。
申請作業自体は、なんてことはない淡々とした作業だったのだけど、Ken.T自身はなんとも言えないしみじみとした喜びに包まれた。
Ken.Tは日本で生まれたとき、在日だったので、パスポートを持つことは許されなかった。そのせいで、子供の頃からの夢だった海外留学も、日本国籍を取得するまでお預けとなってしまった。でも、Ren.Tは、産まれたときから、日本のパスポートとアメリカのパスポートの両方を持つことになるだろう。つまらないことで辛い思いをする必要もない。世界中の子供達が、自由に羽ばたいていけるような世の中であって欲しい。そんな世の中になったら、逆にパスポートなんてのは履歴書みたいなものであるべきなのかもしれないけど。

(cociaとRen.T。靴下が一足脱げているのはご愛嬌。)
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とうとうマネージメントゲームが終わった。
Ren.Tが8月半ばに誕生し、MSEがはじまり、MBAのほうでマネージメントゲームもはじまってから、息をつく暇もなかった。
Ren.T誕生! (08/19)MSEはじまる (08/22) マネージメントゲームはじまる (08/28)しかし、なんとか昨日、マネージメントゲームの最終Board Meetingを終え、留学前から一番忙しくなると思っていた最大の山場である2ヶ月弱を乗り越えたようだ。はっきりいって忙しく過ぎて、自分自身に余裕が無く、普段は起こさないようなトラブルや衝突も多々あった。こういうときに本性が出るというけれども、本当にそのとおりだと思う。きちんと分析して、今後に活かしたい。
(授業で得た今日のTIPS)
To improve yourself, always ask this!
- what went well
- what could have gone better
- what will you do next time
MSEの授業では、ソフトウェアの世界だけでなく、マネージメントや、一般的な生活でも役に立つような「知的労働を効率化するためのTIPS」が溢れている。上記もその中の一つだ。
この2ヶ月弱で、Ren.Tもすっかり大きくなった。(3.7kg→5.5kg) ちょっと大きくなり過ぎで、昨日は抱っこしていて腰を痛めた。
今日なんかは、早速、「おしゃぶり」を覚えたようだ。これまでは、手を自在に動かすこともままならなかったのに顔のところまで持っていけるようになったのだ。といっても、まだ指をしゃぶるというよりは、げんこつの固まりをしゃぶっているような感じだが。彼の成長ぶりを見ていると本当に嬉しいとともに、自分自身も着実に成長しているのか、問いかけるきっかけになるなあ。
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