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「夢と1」の作り方の中で錦織君は育った
「100、10、1」
盛田氏がソニーにいた頃、井深氏から学んだ教え。
新製品開発のアイデアが100件あっても、10の新製品が生まれればいいほう、ヒット商品は1しかない。夢を追い求め、世の中に存在しない商品を作り出すことが、1につながる。
盛田氏はソニーを引退した後、好きなテニス界を活力あるものにしよう、と決める。
そして、ソニーのヒット商品の考え方をテニス界に置き換え、
まずは有望な新人を発掘して世界で活躍できる夢のある選手(つまり、1)を育成しようと思ったそう。
試行錯誤の繰り返しのうちで学んだのは、
日本から米国の名門テニススクールに子供たちを送り込んでも駄目ということ。
ある程度までは育ってもそこから先は伸びない。
受け入れ側もビジネスだから、
「本当に一流選手として育てあげたい」と思う
才能のあるジュニアしか真剣にトレーニングしない。
そこで、米国側のヘッドコーチを日本に呼んで、
原石を見させ、これは!と思う子を選んだもらったそうだ。
その方式の最初の小学生の一人が錦織君なのだ。
彼は3年目から特待生に選ばれると、
コーチが目の色を変えて彼を鍛えるようになった。
どんな立派な制度を作っても指導する側が真剣にならないとうまくいかない。
これは会社経営にも、どんなことにもあてはまる。
こうして育てられた世界に通用するプレーヤー錦織圭。
日本人初のTOP10も可能ではないかと夢を見させてくれる選手だ。
彼は日本のテニスを「やる」から「見る」に変えたというブログのエントリがあったが、
本当にその通りだと思う。
観客は彼を見ているだけでなく、
その彼の成長軌道の先にある夢を一緒に見ているのだ。
彩りを与えるもの
本当にいい歌だった。
歌詞
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND51618/index.html
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
桜井さんの歌詞を幅広く解釈すると、
「たとえどんな単調な仕事であっても、
気持ちの持ちようで、
やる仕事の質も、それによって自分が得るものも違ってくる。」
といえる。
忘れがちだけど、大切なことだ。
自分の人生に彩りを与えるのは自分自身。
ところで、
アメリカに住んでいると、日本の働き手の質の高さがよくわかる。
アメリカでは、サービスはお金で買うものであって、
気持ち良いサービスを無料でもらえるケースは非常に少ない。
上記のような単純作業でも、誇りを持って一生懸命やっている人の確率の高さ、
でいったときに、日本は世界でもトップクラスに入っている、と感じる。
ちなみに、
石垣を積む労働者の話を思い出した。
巨大な城の城壁を作っている労働者に、
「いま何をやっているのか?」と尋ねたとき。
Aは、「この重たい石を運ばされているんだ。」と答えた。
Bは、「城を作っているんだ。」と答えた、という話。
そんなことを思ったので、
いつもどおりcocia(奥さん)に報告したら、
cociaならこう答えるそうだ。
cocia 「この後の飯がうまいんだな。」
ええ、その返答、容易に想像がつきましたよ。
やさしさに包まれたなら
Ken.Tも彼も、宮崎駿さんが大好きだが、
彼は特に、魔女の宅急便が好きだそうだ。
それとは別に、昨日紹介した茂木さんの本の中で、
ユーミンの大ファンだったが、ユーミンと対談することが出来たという記述があった。
彼は、「やさしさに包まれたなら」を名曲だと書いてあった。
たまたまの偶然なのだが、魔女の宅急便の主題歌は、
「やさしさに包まれたなら」であり、
あまりにも気になって、どうにか曲を探し出して聴いた。
そしたら今まであまり気づいてなかったのだけど、
この歌詞があまりにも良くて、不覚にも目が潤んでしまった。。。
不思議に夢を かなえてくれた
やさしい気持ちで 目覚めた朝は
大人になっても 奇蹟は起こるよ
カーテンを開いて 静かな木漏れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目に写る全てのことは メッセージ
小さい頃は 神様がいて
毎日愛を 届けてくれた
心の奥に しまい忘れた
大切な箱 開くときは今
雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目に写る全てのことは メッセージ
カーテンを開いて 静かな木漏れ陽の
やさしさに包まれたなら きっと
目に写る全てのことは メッセージ
(by 荒井由美 「やさしさに包まれたなら」)
目に写る全てのことはメッセージ。。。たしかに。
今の留学生活の中での全ての物事もメッセージなのだ。。。
あまりに感動したので、
ちょっとでも、この感動をシェアしてもらおうと思って、
cocia(奥さん)に向かって、声を震わせ歌詞を朗読してみせたところ、
「いやあ、あまりに激しく感動してるみたいやから、
入りきられへん。。」
まあ、ごもっとも。
仕方がないから、アメリカの友人に分かちあってもらおうと思い、
試験中にも関わらず英訳した。(w
(こうしないと、日本語のブログにも書けないし)
しかし、英訳すると本当に難しい。
神様がいて、って日本語でいうと簡単だけど、
Godsと訳すことにかなり抵抗があった。
きっと、ここでいう神様とは、キリストでいう神様ではなくて、
どちらかというと、自然の中に潜む、
ヤオヨロズ系?の神様であることは分かっているんだけど、
仕方がなく、Godsと訳した。
英語に訳したので、再度、この感動を分かち合ってもらおうと、
台所にいるcociaのところに持っていったが、
「見て!メロンとパイナップルの夢の競演よ!」
と切ったばかりの果物を目の前に興奮していて、
それどころではなかった。
まあ、、、いつものことだ。
英語ブログ↓
Ageless Song
自己批評文
心の贅肉をそぎ落として美しい姿にする精神のダイエットだと。
ちょっとKen.Tも自分自身を客観的に批評する自己批評文にトライしてみた。(テスト直前に限って。)
・何でもそこそここなし、努力を惜しまないが、
努力を惜しまなくて済むほどの尖った才能はない。
(dual degreeもそのせいか。。)
・人を笑わせるのが得意だと思っている節があるが、
半分以上は自分で笑って、その勢いで笑わせている。
(ブログでも勢いで。。)
・友達が多そうに見えるが、根がずぼらで連絡をとれず友達を失いがち。
(最近はmixiとかGreeのおかげでなんとかキープ。。)
・ストレス解消に、自分で奇妙な歌を作って踊りながら歌っている。
(これは批評か?ただの暴露話?)
・大食いで健康そうに見えるが、
じつは腸弱で体調管理には人一倍気を使っている。
(シャツをパンツの中に入れて寝るのが癖。。)
・真剣になると、自分の価値観を他人におしつける。
(特に身内には厳しいそうだ。。)
アインシュタイン曰く
「人間の価値はどれくらい自分自身から解放されているかで決まる」
とありましたが、ここまで解放したらいいでしょうか、アインシュタインさん。。
刺激と反応の間にスペースがある
最初に聞いたときはぴんとこないが、この言葉の意味は非常に深い。
刺激を受けると、反応する。これは当たり前のことだ。
例えば、パブロフの犬は非常に有名だが、あれは、餌をあげるたびに必ずベルを鳴らすと、そのうちに、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がよだれをたらすようになる、という条件反射の話だ。つまり、刺激を与えると、半自動的に何も考えることなく、反応する。
[刺激→反応]、となる。
それに対して、「刺激と反応の間にスペースがある」という言葉の意味は、
人間は、どんな刺激を受けたとしても、それに反応する前に、スペースをもてる、
ということだ。
言いかえると、
どんな刺激を受けたとしても、それに対する反応の仕方を決めるのは、その本人ということだ。どんなことが起きたとしても、それに反応するまえに、選択の自由があるのだ。
[刺激→スペース!(選択の自由)→反応]、とすることが可能なのだ。
ついつい、
我々は刺激に対して選択の自由が自分自身にあることを、忘れてしまいがちだ。
「うちの親があんなだから、、、」
「こんな風に育てられたから、、、」
「日本の教育制度のせいで、、、」
「今の環境にいたら、、、」
誰もが上記の言葉を口にしたことがあると思う。
しかし究極的には全ての行動の責任は我ら自身にあるのだ。
我らは、誰にも干渉されることなく、自分の反応の仕方を選ぶことができる能力がある。
自由意志が存在する。
「夜と霧 新版」を書いたビクター・フランクルの話はすさまじい。
彼はナチスドイツの収容所に送られ、人間の尊厳を害するすさまじい扱いを受けた。家族は殺され、彼自身も数知れぬ拷問・屈辱を受ける。そんな中で、彼は悟るのだ。どれだけ看守達が彼をとりまく環境をコントロールしようと、彼自身の身体を思うがままに操ろうと、彼自身の「自覚」を奪うことは決してできない、ということを。フランクル自身は、その状況下ですら、自分がどう影響されるかを自分で選択することができる、ということを悟ったのだ。。
「あなたの許可なくして、誰もあなたを傷つけることはできない。」
by エリナー・ルーズベルト
そう、この座右の銘とそれにまつわる話は、どんなときでも私を前向きにさせてくれる。
どんなときでも、へこたれる必要なんてない、ということを思い出させてくれるのだ。
ちなみにこの「刺激と反応の間にスペースがある」という考え方も、
以前紹介した7つの習慣から引用しています。
(かなり有名な本ですが、もし読んで無かったら是非読んでみてください。)
ちなみに、最近の私の課題は、
お腹がすいているときに、
いかに刺激と反応の間にスペースを持てるか、である。
お腹がすいていると、短気になりスペースがもてなくなる。
急いで食堂に行くべきか、
ゆっくりと動いてできるだけカロリーを消費しないでおくべきか、
そんなことばかり考えて、人の話も聞いていない。
まだまだ人間が小さいのだ。
Today, my friend is visiting me from Japan. I am really glad to meet him especially because Pittsburgh is so far from Japan. We had a beer and talked about recent events. It has been almost 6 months since I came here. There are things that changed and didn't change in Japan. Anyway, I want to write later about what is going well and what is not going well compared with what I expected on Dec 11th. That is because the day I came to the US is June 11th.
母がくれた最初のプレゼント2
今日はその続編なので、もし読んでない人は先に上の話を読んでみてください。
さて、上の話は、
母が私を生む前に夢を見て、その夢の中で祖父が私の手を引いてつれてきてくれて、
その誕生秘話は、私に色々な形で安心感を与えてきた、という話。
そして、私は男4兄弟で、兄弟全員にそういった話がある、と思っていたことのだが。。。
私が誕生秘話の話をブログに書いたら、
早速、カナダで勉強中の4男、Shin.Tから家族宛にメールが。
Shin.T>かぁさん ちなみに俺の生まれた前に夢はみたん?
Shin.T>俺はそんな話きいたことなかったけどw
それに対する母の返答メール。
Mother.T>ところで 夢の話し
Mother.T>Shin.Tと同じ事 お兄ちゃん(注:長兄Jun.T)も、聞いてたわ(笑)
Mother.T>ちなみに、お兄ちゃんと Shin.Tの場合 夢みてません。
かあさん!!直球勝負やな!!
でもそのあとすかさずフォローしていました。
Mother.T>でも それぞれの母さんなりの母と子の強い絆を
Mother.T>感じてますよ。。。
Mother.T>やっぱり お父さんとお母さんの息子として生まれるべくして
Mother.T>生まれたんだと。母さんは自信と誇りをもってます。
Mother.T>Shin.T、 今神様が、プレゼント一つくれるんだったら
Mother.T>貴方たちに会いたいよ~フフフ
まあ、これは◎だろう。
最後の「フフフ」、というのが若干気持ち悪いけど。
ともあれ、Jun.TとShin.Tの誕生秘話は、夢の話ではなかったけど、
それぞれに母と子の絆を感じさせる誕生秘話があるのは確かだ。
それはまた後日紹介したい。
まあ、なんにせよ、全国のお父さん、お母さん、
誕生秘話を作るときは、お子さん全員に平等に!!(笑 )
Today, I have no classes because of thanksgiving holidays. When I woke up, I decided one thing. I don't do anything I have to do today. I do what I want to do. We need such a day sometimes. I reviewed my bible with wine though I read it again and again so far. Nevertheless, I found new things again in the bible. Because the situation surrounding me is different depending on the time when I read it, it tells me new findings.
目的を持ってはじめる
その本の中には当たり前のことが書いてあるのだが、一つ一つが言わんとしていることはすごく重い。
例えば、その中で書かれている大切な習慣の一つとして、「目的を持ってはじめる」がある。
はっきりいって、当たり前である。でも、次のように言われたらどうだろうか?
(本の内容を改変して以下で説明)
------------------------------------------------------------------------------------
想像して欲しい。あなたの大切な人が、愛する人が亡くなった。
あなたは、その人のお葬式に参列している。
お葬式には、亡くなった人の、大切な人たちがお葬式にきている。
例えば、配偶者。例えば、両親。例えば兄弟。例えば、友人、同僚。
そのお葬式では、故人の大切な人たちが、故人のためにスピーチをしている。
想像して欲しい。その配偶者が、両親が、故人を想って、スピーチをしている。
「あの人は本当に、、、、な人だった。。。」
じつは、その亡くなった人はあなただ。
あなたは死んでしまった。そのお葬式はあなたの葬式だ。
そして、あなたの大切な人たちが、
奥さん(旦那さん)が、両親が、兄弟が、友人が、同僚が、
あなたのためにスピーチをしている。
深く考えてみて欲しい。
「集まってくれたそれぞれの人たちから、あなたの人生について、なんと言って欲しいだろうか?」
--------------------------------------------------------------------------------------
(ここまで)
では、このことを想ったうえで、
ふたたび、「目的を持ってはじめる」ということを考えてみると、どうだろうか?
この話は、
いつも、「自分が本当に大切にしたいものが何なのか」、思い出させてくれる。
例えば、
奥さんと、何かつまらないことでもめて、雰囲気が悪くなってしまったときでも、
このストーリーを思い出したら、はっきりいって、もめていたことなんて、
つまらないことなんて、どうでもよくなるのだ。
ちなみにこの本は、下記の本です。
かなり有名な本ですが、
もし読んで無かったら是非読んでみてください。
ちなみに、すぐ下の弟Taku.Tは、ニューヨークに住んでいるのだが、
彼と久しぶりに空港で再会したとき、
銀色のアタッシュケースを大切そうに抱えて現れた。
何が入っているの?と聞いたら、
さも大切そうに、ゆっくりと床において開いてみせてくれた。
そのアタッシュケースの真ん中には、、、
この「7つの習慣」だけが入っていた。

昔、彼にもこの本を薦めたのだが、
それ以来、彼もバイブルにしているそうだ。小憎いやつだ。
Today, I played racquetball for the first time. Recently, it has been getting to be cold and I cannot play tennis which is my most favorite sport. Anyway, that was a really fun game. I thought that was similar with tennis. However, the hitting way is similar but the positioning and ball placement were totally different. I want to introduce the rule someday in the blog.
MBAとソフトウェア工学のdual degree
MBAとはMaster of Business Administrationの略で、経営工学修士。
MSEとはMaster of Software Engineeringの略で、ソフトウェア工学修士。
通常MBAを取得するには2年間かかり、MSEを取得するには1年半かかる。二つをとるには、単純計算すると3年半かかるが、できれば、2年半で終了したいと考えている(卒業は2008年12月の予定)。1年目はおもにMBAの授業、2年目はおもにMSEの授業、最後の半年は二つ絡めて授業を受ける。
じつは、dual degreeに挑戦するまでには紆余曲折があった。研究職3年、ソフトウェア開発コンサルタント3年とエンジニアのバックグラウンドなので、コンピュータサイエンスが全米TopのCMUにおけるMSEには非常に魅力があり、最初からCMUでのdual degreeに憧れていた。しかし、仕事をしながらMBAの過酷な受験をはじめると、時間のこと、お金のことを考えはじめ、dualは自然と後回しになり、まずはMBA受験に絞り込むことになった。そして、西海岸のUC Berkeleyと呼ばれるMBA校を第一志望とし、CMUも含めたソフトウェア工学に強い学校に絞り込んで出願した。
MBAに出願した結果、1月中旬にCMUには無事合格。さらに、第一志望校から面接のオファーをもらう。その面接もとても感触が良かったため、てっきり受かるものだと思い、面接後は、奥さんと二人で寿司を食べて前祝もした。奥さんも西海岸に住みたがっていたため、その週は二人で盛り上がっていた。
その一週間後。。。なんと、その第一志望校から不合格の報せが届く。さらに、続々と他の学校から不合格の報せが届く。結局、CMU以外は全て不合格もしくはWaitlistとなってしまった。 一時は非常に落ち込んだ。。。
しかし、何が幸いするかわからない。CMUにしか行けないと思うと、dual degreeが諦めきれなくなり今から考えるとかなりの無茶だが、その時点からMSEへの出願をはじめた。そして、結果としてMSEにも合格できた。
成功はそれをどのスパンで測るかで決まる。このケースの場合、MBA受験だけでとってみるとCMU1校しか合格できなかったので失敗だったが、CMUにしか合格できなかったからこそ、dual受験にチャレンジすることになった。また、西海岸に行きたがっていた奥さんも、住み心地全米Top10のピッツバーグライフを満喫して、こんなブログ「アメリカの小麦でパンを焼く」も書いている。全体として今は非常に満足している。
それにしても、
まだ入学して3ヶ月しか経っておらず、MBAの授業だけでも苦しんでいるから、
結果として、両学位とれるかどうかは非常に怪しく、さらに長いスパンで見たときに落第して失敗、ってことにならないようにしたい。
My stomach frequently gives me trouble. Since I came to the US, I have been taking care of my stomach. However, I am getting used to my life in the US, and I must have been a little bit careless. This is a warning from my body. Anyway, I can understand the importance of my health and I feel the preciousness of a usual life when my stomach is bad. So, I really don't hate the weakness of my stomach.
母がくれた最初のプレゼント
幼少のころから何度となく繰り返された母の言葉。親戚が法事などで集まると、毎回デジャブーのようにこんな話が出る。はっきりいって、たわいもない夢である。しかも私が産まれる前になくなった祖父の顔を写真でみると、私にそっくりだから、今から思うと、後づけの夢なのかもなあ、とちょっと疑ってもいる。
しかし、物心がついた頃から、不思議な安心感を自分に与えてくれていたのは、母がくれたこの小さなストーリーだったと、今になって思う。自分は祖父がわざわざ連れてきてくれたんだ、自分は優しい子なんだ、自分はかしこい子なんだ、自分は大切に育てられているんだ。どこかでそう思っていた気がする。それは自分にとてつもない安心感を与えていたに違いないのだ。
この夢が後づけなのではないか、と疑っているもう一つの理由は、
私は男4人兄弟だが、他の兄弟にもなんらかのそういったスペシャルストーリーが用意されているということだ。確か、3番目の弟は、生まれる前に白蛇の夢を見た、だった気がする。白蛇の夢は、うちの親戚で、そっち関係に一番強い叔母さん(どこの家庭にも一人は近くにそんな人がいるはず)によると、すばらしく良い夢だそうだ。
しかし後づけだとしても、後づけでなかったとしても、この「母がくれた最初のプレゼント」は素晴らしい。私も、将来子供が出来たたら、とびきりのストーリーを用意してあげたい。名前だけではなく、その子にとびきりの安心感を与えるストーリーを。
「母さんへ。 ありがとう母さん。祖父が手を引いて連れてきてくれた優しくてかしこい子は、今、昔から夢だったアメリカ留学を果たして、もまれながらも楽しみながら成長しています。。」
(でも一つだけ心配なのは、私を連れてきてくれた祖父が若干禿げていたことだ。留学から帰ったときに、今のこのハードワークのせいで禿げてしまわないかどうかが、今の私の精神をハゲしく動揺させている。母がくれたストーリーの唯一の欠点といえるだろう。)
**お願い**
お子さんがもうすぐ産まれるご両親、子供が物心つきそうなご両親も、是非、その子にとびきり素敵なストーリを考えてあげてください!
In Tepper Business School, we have speaker series in which a top executive gives us his or her speech. Today's speaker was a turnaround specialist, Mr. Robert S. Miller. He is a CEO of Delphi Corporation, a famous software development tool company. That speech was awesome. To meet a leader such as him is definitely a merit of MBA.
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