なので、早速、英語のチューターをつけてもらうために、
カーネギーメロン大学が提供している
ICC (International Communication Center)を訪問した.
そこで、サマーインターンシップに向けての、
全体的な英語力の向上、特に発音の向上を相談した.
インストラクターは非常に感じの良い30代の女性だったが、
相談しているうちに、発音については、手厳しい意見を頂戴した.
「Ken.T、あなたはそうは思っていないかもしれないけど、
今から幾ら頑張っても、ネイティブスピーカーにはなれないわ.
子供だったらなれるけど...
大人はある程度訓練して近づくことはできても、
パーフェクトにマスターすることは私の経験から不可能に近い.」
確かにオエイコちゃんは一瞬にして、
Rの音をマスターしていたが、
Ken.Tはいまだにマスターしていない.(w
2006/08/14 - "オエイ子"に出会う
「それを理解したうえで、
まずは補償戦略(Compensation Strategy)をマスターするのはどうかしら?」
ここでいっている補償戦略とは、
自分の発音の弱さを理解して、(例えばR,Lがうまくいえないとか)、
その音自体に依存せずにコミュニケーションをとる回避策、表現を
マスターするということだ.
もちろん、発音力を向上しない、といっているわけではない.
発音も訓練するのだが、伸びには限界があるので、
それと同時に補償戦略をマスターする、ということだ.
現実を見据えたときこそ、
初めて前に進めるのだ.