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International Festivalまで3日!

International Festivalまで後3日を残すだけとなった。

2007/02/06 - International Festivalの企画
2007/02/14 - 説明会開催!1 (International Festival)
2007/03/31 - 国(Country)に対するこだわり


3ヶ月前くらいから準備をはじめていたため、
比較的余裕を持っていた時期は順調に進んでいたかに見えた。
幾ら準備をしていたとしても、やはり直前は忙しくなるのは当然なのだが、
直前の忙しさだけでは説明できない「ほころび」が、
最近見えてきた。

特に、忙しいMBA生徒達からなる20人のCommittee Memberの
仕事の進め方に歴然とした差が出てきている。
なにも言わずに自ら進んでやってくれる人と、
幾らお尻をたたいても、やってくれない人。


もちろん、個人的な責任感の強さ、など様々な要因があるが、
なによりも、
「こちらの期待が正確に伝えられているかどうか」に、
大きな課題がある、と感じている。

例えば、食事のブースを参加人数分用意しておく、というタスクにしても、
日本人がうけとるブースのイメージと、
アメリカ人がうけとるブースのイメージは全然違う。
日本人は箸を用意しておかねば、となるが、
アメリカ人はナイフとフォーク、となる。
もっと具体的な例をあげて正確に説明しなければかなりの誤解を産むことになる。
そういう小さな誤解の積み重ねが、積み重なると非常に大きなものになる。
ましてや、30近い世界中からの文化を背負った人たちからなる、
コミュニティでのイベントでは、なおさらそうだ。


流石に準備がうまく進んでいないと感じるときは、
かなりの前向き度を誇るKen.Tでも落ち込んだりするのだが、
そんなときでも友人は暖かく励ましてくれる。

「Ken.T、それってまさに、International Managementじゃないか。
まさに今、ここにきて、学ぶべきことを学んでいるんだよ。」

そう、学校で失敗できることは幾らでも失敗してから、
卒業するのである。
あ、もちろん、このフェスティバル、
失敗するつもりは全くありません。
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消しゴムを使うな

先日、再び、日本語を学んでいるアメリカ人の会話パートナー
となるボランティアに参加してきた。

2006/11/09 - アメリカ人に日本語を教えるボランティア

今回は奥さんと日本から遊びに来ている友人と一緒に、
参加したのだが、彼女が日本語を積極的に話す
アメリカ人に感心して、面白いことを言っていた。

「アメリカ人ってペンしか持たずに、
消しゴムって使わないんだね。
筆箱持ってる人もほとんどいないね。
私は、シャーペンをいつも使っていて、
消しゴムを使って綺麗に書かないと気がすまない。

それで思ったんだけど、
アメリカ人が日本語を話すときに、
間違えても言い直さず、すかさず次の言葉をつないでいく。
逆に、日本人は英語を話すときに、
少し間違えると正確に言い直そうとして、
言葉に詰まることが多い。

それって、
消しゴムを使わないアメリカ人と、
消しゴムを多用する日本人と、何か関係あるかもね。」


消しゴムを使って、綺麗なノートを作ることも大切なんだけど、
綺麗なノートを作って満足していることが多くないだろうか。
会話でも同じことが言えるんだろう。


ちなみに、
中学生のときに、ちょっと変わった数学の先生がいて、
その先生は生徒に消しゴムを使うことを禁止した。
なぜなら失敗した過程が、後から見ることが出来ないから。
生徒は結構反発していたが、今思うといい先生だったなあ。

安全基地の大きさと、覚えていること

不確実な世界に飛び立つわが子の可能性を決めるのは、
小さいうちに与えた安全基地の大きさである。

上記の文は、「0才からの脳と心を育てる本」の中で、
クオリアで有名な茂木健一郎さんのコーナーにあった。

いつでも探索に出る自分を見守り、暖かく迎えてくれ、
疲れ果て傷ついて帰ってくれば癒してくれる心理的な安全基地があれば、
幼児はその基地をベースとして世の中を探索していく。
幼児期には、個々のスキルを学ぶより、
安全基地をしっかり与えることのほうがはるかに大切だと。

かなり納得していたら、
たまたまミスチルの「あんまり覚えていないや」という曲を聴いていて、
いい歌だな、と思い、例によって歌詞をじっくり聴いてみて、えらく感動した。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B21439


上記の歌詞の中身はざっくり言うと、
「彼女との甘い夜のこととか、
よいメロディーが頭に浮かんだこととか、
そのときはすごく素敵なことだったんだけど、
あんまり覚えていないや、、、
だけど、キャッチボールしたり、海にいったり、
ドライブしたり、お小遣いくれたり、といった、
両親が注いでくれた数々の愛情は、
ちゃんと覚えているんだ、、」という歌。

思わず、幼い頃の家族旅行の写真などが頭に浮かび、
泣きそうになった。
普段は思い出さないが、
ちょっと心の奥に潜ると、たくさんでてくるセピア色の写真群。
写真なのか、記憶なのかも判別はつかない。
兄弟の皆が大きくなってそれぞれの道を歩き出した。
もうあの頃のあの形の家族は戻らないのだ。
でも、両親から受けた愛情はしっかりと頭に刻み込まれている。
そして、それがKen.Tの安全基地を作ったに違いない。

産まれてくる子供には、
惜しみない愛情をもとにした安全基地を与えてあげたい。
子供ができるから感傷的になっているんだな、
と思う今日この頃であった

バージニア工科大学の事件

今朝、非常に痛ましい事件が、アメリカの大学で起きた。まだ犯人の身元や、動機などの詳細は分かっていないが、大学のキャンパスで、約30名の人々が射殺されるという事件だ。

あまりこのブログで痛ましい事件を書きたくはないのだが、
銃社会のアメリカで勉強していく以上、
自分の大学で起きた事件ではないからと、
見てみぬ振りをするのではなく、
そういったことが起こりうるリスクについて、
理解しておかなければいけない。

アメリカは銃社会といわれる。
日本と違って、
アメリカでは自分の身は自分で守る、
といったフロンティア精神が根強く、
銃を規制することは、自分の身を守る術を規制する、
ことを意味する。

アメリカ合衆国憲法修正第2条にも、
「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であり、
国民が武器を所有し携帯する権利は、損なうことができない」とあり、
アメリカにおける銃規制反対の根拠になっているそうだ。
また、世論調査では、銃規制”強化”には賛成しても、
銃の所持そのものの禁止には反対するものが多数となっている、そうだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E8%A6%8F%E5%88%B6


「銃が一般的には社会に存在しない」日本で育った感覚からすると、
銃なんてないほうが安全に決まっている。
しかし、すでに社会に溢れんほど銃が存在しているアメリカにとっては、
そんな単純な話ではない。
一般人の銃所持を規制することは、
凶悪事件発生時に無力なままでいることを意味する。
それは嫌だから、銃を持って身を守る、しかし、
その結果として、銃が逆に凶悪な銃殺事件に使われるのは、
ある程度仕方がない、ということなのだろう。


色々と書いたが、
Ken.Tが住んでいるピッツバーグは、
アメリカの中でも、非常に安全な街だ。
普通に暮らしていて銃を見ることはないし、
銃声を聞くことも無い。
Ken.T自身危険な目にあったことはないし、
周りの日本人学生や友人からもそんな話は聞かない。

それでも、
Tepperの2年生の先輩Akio氏が彼のブログで書いているように、
たまに、学校まわりでの犯罪についてのメールが学生に送られてきて、
注意を促すメールがまわってくる。

Crime Alert!


銃社会のアメリカで勉強していくからには、
そのリスクを理解し、身を守る術を持っておかねばならないのだ。

とはいえ、
Ken.T自身は、銃を持って身を守るというアプローチはとりたくない。
出来るだけ銃に関わらなくていいように、危険を出来るだけ察知し、
あらかじめ、それを避けるような行動をとる、
アプローチで生きていきたい。

Skypeでサミット開催

今日は、大学時代のテニスサークルの同期と、
スカイプを使っての、(個人的)世界サミット?に挑戦した。
正月には家族で、
日本、アメリカ(NYC、ピッツバーグ)の3箇所から行ったが、
今回はスカイプの限界である5箇所開催を目論んでいた。


大学のテニスサークルの同期は男女あわせて約30人強いるが、
卒業後も、少なくとも年1,2回のペースで卒業後も集まっている。
いつ集まってもすぐ大学時代の心地よい雰囲気になれる、
気のおけない仲間達だ。

しかし、Ken.Tが渡米していらい、顔をあわせていなかったので、
丁度、同期の一人がピッツバーグに遊びに来ていることだし、
スカイプでの世界サミットを呼びかけてみたのだ。
ちなみに、同期の約1/4は海外にいる。


結局、スイスからの友人は朝が早すぎて入れなかったので、
日本、アメリカ(ピッツバーグ、ワシントンDC)、インドネシアの4箇所から、
計6人が同時参加して、1時間ほど楽しく会話した。


スカイプで会議電話をすると、声だけしか聞こえないのだが、
(マンツーマンだとTV電話ができるが)
はじまってすぐ、いつもの同期会の雰囲気になった。
会話の中身はたいしたことないのだが、
非常に心地よい会話のリズム。
距離は遠く離れていて、
全く違う時間帯、気候の中に過ごしていても、
一つの空間を共有している感覚。

ビジネスのミーティングでもこれまで何度か、
世界にまたがる複数地点から参加者が集まる電話会議に参加したことがあったが、
こういう雰囲気を作るのは難しい。

これまでの付き合いの中で、
たくさんの共通認識、コンテキストを共有しているからこそ、
声だけのすごく細いシグナルを通しても、
深いコミュニケーションが出来たのだろう。

最後は、「おやすみ」、「良い一日を」、「飲み過ぎないように」、
様々な挨拶で幕を閉じた、楽しいサミットであった。

「崖の上のポニョ」への挑戦

Ken.Tは宮崎駿監督といつの日か対談させて頂くのが夢なのだが、
面白いインタビュー記事を見つけた。

それは、来夏公開予定のジブリ映画「崖の上のポニョ」に関して、
公開予定の1年以上の前の今の時点で、
鈴木敏夫プロデューサーに、
「ポニョで宮崎監督が何に挑戦しようとしているのか」を、
インタビューしたものだ。

以下、抜粋
--「ポニョ」で宮崎監督が何に挑戦しようとしているのか、です。


鈴木 そうだった。忘れていた(笑)。でもね、最初にも言いましたが、分かりませんよ、本当に。ただ、お客さんが見てくれる間は作り続けたいというのが、宮さんの素直な気持ちだと思います。一人で勝手に作って墓場に持っていけばいいという人ではなく、常に「お客さんは今、何を見たがっているのだろう」と考え続けている人ですから、見続けてもらうためには、これまでと同じではいけないと分かっているんです。だから、お客さんのために、自分の作り方と、もう一度根本から向き合っている。あえて言えば、それが「ポニョ」で挑戦していることでしょう。今、話せるのはこのくらいだよ。

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_20070410.htm

もうあれだけのものをこの世に残してなおかつ、
常に「お客さんは今、何を見たがっているのだろう」と考え続けている人。。
本当に、素晴らしいと思った。
いやむしろ、そう思い続けてきたからこそ、
これまでの作品群があるのだろう。

隣の家の値段は幾ら?(Zillow)

隣の家の値段は幾らだろうか?
アメリカではZillowを使えば、
その家の住所さえインプットすればたちまちに分かる。
このサービスは、Web2.0にもじって、その利便性の高さから、
Real Estate2.0とか呼ばれている。


ちなみに下記はKen.Tの通うカーネギーメロン大学の近く。
(278Kは、278,000ドルなので、約3000万強か。)
Capture333.jpg

右上のほうに黄色いフラグが見えるが、
それは最近売られた家。
赤いフラグがあると、売出し中の家らしい。
これがアメリカの全土をカバーしようとしているから、驚きだ。


こんなの見ると、高級住宅街を見たくなるのが、世の常だが、
面白いサイトを見つけたので以下を紹介。
ここには、アメリカで有名な高級住宅街をZillowで
見るためのリンクが紹介されている。

Streets to Envy

(特にビバリーヒルズあたりが面白いかもしれません。)
(18Mとか書いているのは、18ミリオン・ドル(18*100万ドル)で、
 日本円で、20億円以上です。)
例:Beverly Park Ln Beverly Hills, CA 90210



しかし、どうやって値段をつけているのだろうか?
どうやら、その地域で似たような家の値段をベースに、
あるアルゴリズムで計算しているようだ。
計算された値段は、
estimate(推測する)をもじって、
zestimateという言葉が使われている。
    例:zestimate: $10M

http://www.zillow.com/howto/Zestimate.htm


こんな面白いサイトなので、
日本でこのサービスが出る日も遠くはないだろう。

やればやるほど点を失う

酔えば酔うほど強くなる、とはジャッキー・チェンの酔拳での名言だが、
やればやるほど点を失うのは、中国のオンラインゲームプレーヤー。

中国では、ネットゲームの中毒者が多くて、
先日はゲームのやりすぎで死者まででる勢い。

中国では18歳未満の2,000万人に上るインターネットユーザーのうち、約13パーセントにあたる260万人が"ネット中毒"とみなされており、ネットカフェの規制を強めている最中でした。
http://www.gamespark.jp/modules/news/index.php?p=1392


それに対して、とうとう中国政府は規制に乗り出し、
オンラインゲームを提供する業者に、
ユーザのプレイ時間を1日3時間に抑えるような抑制システムを
必須にするよう求め、4月15日から実施されるようだ。
具体的には、
一日3時間以上ゲームをすると、
そのゲームの中でどんどんポイントを失っていくような仕組みだ。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070411_china_online_game/

また、驚くことに、ゲームをするには、
実名登録をしなければいけないようだ。


でも、それくらいの規制が必要なほど、
確かにオンラインゲームは面白い。
韓国人クラスメートのHodongは、
今でも、10年前に開発されたスタークラフトというオンラインゲームを
毎日欠かさずやっている。

私も10年ほど前、大学院生の頃に、
どっぷりとそのスタークラフトにはまった夏があった。
Virtulというハンドルネームで、
戦友Cordy(研究室の同期)とともに世界中を相手にして戦った。
アメリカや韓国のゲーマーとやるときなど、
まるで国を背負って戦っている気分だった。

ある晩、、10時は過ぎていただろう。
大学の研究室で、いつものように二人でゲームに熱中していた。
熱中しすぎていて、背後の気配には全く気づかなかった。

「何をしているんだね。」
その声を聞いて背筋が凍った。
こんな夜中に教授が後ろに立って、
Ken.T、もといVirtualが、
研究室でオンラインゲームをしているのを見ているではないか。
しかし、今は大事な試合の最中。
Cordyとともに2対2で戦っているので、
一瞬たりとも気を抜くことはできない。

「バ、バーチャルリアリティの研究の一環です。。」
(専攻はバーチャルリアリティだった。)
Virtualは必死で言葉をつむいだ。
一応、教授に敬意を払って、画面から2,3秒は目を離し、
教授の理解を求めるために、精一杯の笑顔は見せたと思う。
「ほう。。」、と理解いただけたのか、
しばらくして、そのまま去っていく教授。

ふう、危なかった、これ以上手を止めたら、
取り返しのつかないところだった(ゲームの)。
やれやれと思いながら、ゲームに集中を戻すと、
一難さってまた一難。
なんと教授はいつのまにか、
Cordyの背後をとっているではないか。
危ないぞ、Cordy!

しかし、、
明らかに後ろの気配に気づいているにも関わらず、
Cordyは一瞬たりとも手を止めず、
苦笑いを浮かべたままプレイを続行。
あっぱれ。


まあ、言いたかったのは、
オンラインゲームは一度はまると、それだけやばい、ということです。
現実よりも仮想世界のほうが大切に思えてきたら危険な証拠。


(ちなみに、昨日の続きはまた今度書きます。)

(また、最近英語ブログを書いていませんが、
 毎日大量の英語メールを書いているので、
 特に必要に迫られていないので、
 気が向いたときに書くことにします。
 英語ブログを楽しみにしている極少数の皆様、
 申し訳ございません。)

心が痛まないのか?

かつて有名な会社を立ち上げた教授に、ある生徒が、
「あなたは多くの人の職を奪って、心が痛まないのか?」
と問いかけた。


この質問が問われたのは、
アントレプレナーシップ(起業)の授業で、
Prof. Emersonが、自分の起業した話を生徒達に話していたときだ。

この教授は、電話の自動応答システムを作り、
世界に広めた人物であり、いまは趣味として、教鞭をふるっている。
(電話をかけたときに、ロボット音声で、
 メッセージを聴きたい人は1番を押してください、というあのシステム。)
この会社は1990年代に株式公開され、100億円以上の値をつけた。


そして、質問した生徒は、
あなたがそういうシステムを作ったことによって、
コールセンターの多くの人の職を奪った。
「あなたは心が痛まないのか?」
と問いかけたのだ。


教室は、かなり静まり返った。
そして、教授は5秒ほど熟考したあと、
「心は痛まない。
 なぜなら、もし人間がしている仕事が自動化できる仕事ならば、
 その仕事は人間がするべきではないと思っているからだ。
 もっと、クリエイティブな仕事を人間はするべきである、
 と思っているからだ。」
と答えた。

あなたはどう思いますか?


時間が切れてしまったので、
続きは明日書きます。

近代化はいいこと?

マクロ経済の授業で興味深いディスカッションがあった。
「近代化(modernization)や機械化(mechanization)はいいことか?」

いいことか悪いことか?といっても、色々な観点があるが、
このディスカッションで個人的に面白いと思ったのが、
「近代化は、多くの人の職を奪うのか?」ということ。

単純な例で説明すると、
スコップで穴を掘っていた作業員5人分の仕事があったとする。
そこに、掘削機が登場すると、作業員1人で作業できてしまうので、
4人は不要になってしまう。。
感覚的には、職の数の観点からみると、
近代化は、多くの人の職を奪うことになる。


また、
変化の激しいソフトウェア業界では、
C、Javaなどの新しい言語が90年代に出てきたことで、
COBOLなどの60年代から使われていたホスト系のプログラマの職を奪ってしまった、
というような話が悲劇としてよく話題になっていた。


しかし、実際には、
近代化は職を奪うだけでなく、新しい職を生み出す。
例えば、スコップの例の場合は、
スコップを使っていた5人のうち、1人は掘削機を使うだろうし、
もう1人は、掘削機の運送やメンテナンスをすることになるだろうし、
あとの3人は掘削機を作る工場で働らくことになるだろう。



つまり、近代化は、現在の職を奪うかもしれないが、新しい職を生み出し、
むしろ、全体としては経済的なパイをより広げることになる。
ただし、気をつけなければいけないのが、
いきなり明日から掘削機ですよ、といっても、
多くの人はそれに対応できず職を失うことになるので、
その遷移(新しい技術への教育など)を適切に調整する、
ことこそが重要なのだ。


労働者一人一人の視点から見ると、
新しい技術が出てきたときに、
今の自分のスキルに固執することもできるし、
新しいスキルを身につけることもできる。
多くの場合、現在のスキルに固執したほうが、
これまで築き上げてきた経験、人脈、スキルが活かせるので、
居心地が良いと感じるだろう。
特に歳をとってくると、新しいスキルを身につけることは、
より苦に感じるかもしれない。


しかし、個人的には、
自分がこれまでに得たことに固執せず、
いつまでも興味をもって新しいことにチャレンジしていく、自分でありたい。
そういったフロンティアは、確かに努力を必要とするけど、
刺激的で楽しいと思えるのだ。

20週目 Babyの名前を考えはじめる

最近よく、産まれてくる子供の「名前」の話をする。

まだ子供の性はわかっていないのだが、
この子はアメリカ国籍と日本国籍を持つことができるので、
できれば、日本でもアメリカでも通用する名前をつけてあげたい。
また、もし男の子の場合、
Ken.Tの実家の伝統として、
漢字1文字の名前をつけることになっており、
さらに難しい課題になってくる。


そう考えると、Ken.TのKenは非常に良い名前だ。
漢字一文字で、
日本でもしっくりくるし、
アメリカでもしっくりくる。


そんな話を友人としていると、
昔あった面白い名前の人、という話題で盛り上がった。
その中でも盛り上がったのが、「茶茶丸(ちゃちゃまる)」さん。

そんな可愛い名前をつけられると、
親を恨んで家で家庭内暴力に走る、、そして、
「家で、茶々丸が暴れていて。。。」
なんてことになりかねない。
(申し訳ございません、全国の茶々丸さん。)

あと、苗字にまで話がとぶと、
「転法輪」さん    →「てんぽうりん」さん
という人がいたとか、
「四月一日」さん   →「わたぬき」さん
「八月一日」さん   →「ほずみ」さん
もいるらしいとか。



そういえば、話は全然変わるが、
アメリカにきて困ったのが、
ある程度フォーマルな手紙やメールを書くときに、
あて先の名前は分かっているのだが、
その人の性が分からない、ということがある。

例えば、Chris(クリス)。
たぶん、男なんだろうけど、女かもしれない。。
一番確かな方法は、直接本人に確かめることなのだが、
ある程度判断のものになるやり方としては、
Googleのイメージ検索を使うという方法がある。

例:Chrisをイメージ検索した例


ちなみに、
アメリカの典型的な名前を知るのに、
ハリケーンの名前を見る、という手もある。
日本では、台風は来た順番に、
台風1号、2号となっていくが、
アメリカでは、毎年、ABC順の21個の名前があらかじめつけられていて、
来た順番にその名前で呼ばれることになる。
2005年のKatrinaは記憶に新しい。

過去のハリケーンの名前
http://weather.unisys.com/hurricane/atlantic/atl_names.html

2011年までのハリケーンの名前
http://www.nhc.noaa.gov/aboutnames.shtml


今日はかなり話がとんだが、
言いたかったのは、Babyの名前を考えるのは大変だな、
ということでした。

19週目 Babyの検診にいけず

2週間前の定期健診が、授業と重なってしない、
はじめて奥さん(cocia)について行くことができなかった。
もう19週目となり、日本でいうところの妊娠6ヶ月も間近。
聴診器でBabyの心音を聴くのを楽しみにしていたので、
非常に残念だった。


それにしても、
Babyの定期健診に、
これまで一度も欠かさずついて行っていたことに気づいた。
アメリカで二人だけで生活し、
奥さんの英語のハンディキャップもあるので、
一緒について行っていたのだが、
日本にいたら、恐らく一度も行っていなかった可能性もある。


おかげさまで、
妊娠中にいかに妊婦の身体がダイナミックに変化していくか理解でき、
Babyの日ごとの成長を二人で楽しむことができている。


それにしてもアメリカでは、
妊婦に対して、太れ太れ、とうるさい。
体重をしっかり増やすことが、
胎児の体重増加につながり、
出産後の胎児の健康状態につながる、と考えられているようだ。
cociaは妊娠14週目くらいのときは、(ツワリで)体重の増加が足りないから、
また来週も検診にくるように、と注意された。
日本だと逆に妊婦の太りすぎは良くないので、
非常に細かく体重管理される、と聞いた。
この場合、はっきりいってどっちでもいいようだ。


医学は、完全に科学的な実験の結果に沿ったものだと、
子供の頃は思っていたけれども、
文化や慣習に沿って、医学的指導がなされることが多いことは、
当たり前のことなのだろう。


そういえば、大分前に、
99・9%は仮説」という本を読んだが、
飛行機が飛ぶ、という当たり前の事実さえ、
その本当の原因は様々な経験則による推測にすぎず、
いってみればただの仮説に過ぎない、という話があった。
「この世は、分かっていないけど、飛んでいる世界だ」、と。
確かに大学の頃、流体力学という学問分野で、渦理論を習ったが、
その渦理論が経験則でしかない、といわれたら、
確かにその通りだ。


そう、「この世は、分かっていないけど、産んでる世界」だ。
その分かっていない人間の神秘の世界を、
間近で見ていくことは非常に素敵なことだと思う。
日本のオトウサン方も、
是非、定期健診にできるだけつきあってくれたらいいと思う。

17週目 Babyが動きだす

ちょうど1ヶ月前に、我が家のBabyはcocia(奥さん)のお腹の中で17週目を迎えた。そして、早くもcociaは胎動を感じはじめた。

「あっ、蹴った」
まるで妊婦らしい台詞だが、
それを頻繁にいうようになり、
Ken.Tもお腹を触らせてもらったが、
実際に感じることが出来た。

この頃の胎児は、
20分くらいの周期で、活動と就寝を繰り返すそうだ。
単純計算して、
1時間で3回。24時間で72回。
つまり、1日に36セットの活動と就寝。
普通の大人が1日過ごす間に、
36日分過ごして、必死でおいつこうとしているのか。

というわけで、
最近はBabyに話しかける前に、
cociaに今起きているかどうか聞くようにしている。
起きていれば大抵胎動を感じるそうなので。

しかし、話しかけたいときに、
「今は寝ているから駄目」、と言われるとなんだか寂しく思う。
話しかけて起こそうかと試みるが、
それをすると情緒不安定な子供になるから?と、
cociaに怒られる。
早くも、母は強し、だ。

苦手なunless

Unlessという接続詞がある。
しかし、どうもこの言葉が苦手で、うまく使いこなせていない。


ネイティブの人は、この言葉を頻繁に使うのだが、
いつも、一瞬、頭でつっかえる感覚を感じてしまう。

Unlessの例文


  • Shoko won't go to the party unless Shuji goes with her.
    = Shoko won't go except if Shuji goes with her.
    (正子は正二が彼女と一緒に行かなければ、パーティーには行かないでしょう。)



このUnlessが苦手な理由は、すでに分かっていた。

ネイティブの話すスピードの英語を聞き取っていくには、
英語を英語の語順のままで聞き取っていくことが非常に重要だ。

しかし、Unlessという言葉は、受験英語で鍛えすぎたせいか、
「~しない限りは」という意味でKen.Tの頭に深くインプットされていて、
Unlessが入った文章を頭の中で意味に落とすときに、
後ろの文章から前の文章に戻ってしまっている。

Unlessをすんなりと使いこなすためには、
前に戻ることなく、頭からの語順で理解できるように切り替えないといけない。
上記のリンク先のホームページには、
次の例文ものっていた。



  • Shoko won't go to the party unless Shuji goes with her.
    = Shoko won't go except if Shuji goes with her.
    (正子は正二が彼女と一緒に行かなければ、パーティーには行かないでしょう。)
    = Shoko won't go, but if Shuji goes with her she will go.

    (正子は行かないでしょう。でも正二が一緒に行けば彼女は行きます。)




A, unless B.
「Aです。でもBすれば、話は別です。」
よし、これなら、ピンとくる。


今回は、Unlessという単語について話したが、
他にも、これと同じ問題がある単語がありそうだ。
つまり、
こっちにきて、英語ベースで覚えた単語は、
英語のまま意味がすんなり頭に落ちるのだが、
日本語ベース(受験勉強)で覚えた単語は、
日本語での意味が頭にこびりついていて、
それが余分な弊害になることがある。
そういう単語は頭にリインストールしないといけないので、
余計厄介なのである。

負傷しても意欲あり

桑田選手は再度、足首を捻挫してしまい、開幕メジャー入りは残念ながらお預けとなった。

現地の記事
Kuwata suffers right ankle sprain(3/26)


審判との接触で、不幸にも足首を痛めてしまい、
開幕メジャーは果たせなかった。


asahi.comの記事
負傷の桑田、早期復帰とメジャー昇格への意欲語る(3/29)
桑田、早くも練習 右足首に大きな装具はめたまま(3/30)


しかし、彼はまだあきらめていない。
早さを競っているわけではない、という言葉には、
非常に強い意志が感じられる。

グーグルの新しいサービスTiSP

グーグルがすごいサービスを本日発表した。
その名もTiSP(The Toilet Internet Service Provider)。

このサービスに申し込むことで、
グーグルから届いたキットに内臓された光ファイバーを、
トイレに流すことで(GFlushというそうだ)、
流された先が、インターネットに接続され、
家の中でがワイヤレスのインターネット接続が無料で得られる、という代物だ。

5_allsetup.jpg

詳しくはこちら。
http://www.google.com/tisp/install.html


しかし、

光ファイバがずっとあると、トイレしにくいなあ。。。

と思ったあなた、
その心配をする前に今日は何の日か考えましょう。


アメリカでも日本と同じように、
エイプリルフールはあるのですなあ。
弟にこのリンクを送ってもらって、
一瞬本気で読んでしまったKen.Tだった。

スピーカホンがある理由

アメリカのケータイには必ずといっていいほど、
スピーカホンがついてあって、
そのボタンが非常に分かりやすいところにある。
あまり使わないのに何故だろうか、と思っていた。

その理由は去年の暮れに、
妊娠をカバーする保険を探すために
保険会社に電話をかけまくっていたときに分かった。


大抵の場合、
電話をかけても担当者に直接つながらず、
担当者の手があくまで待たされるのだ。
その時間が10分を超えることもしばしば。
あまり日本ではこういうことは無いので、
非常にイライラする。

しかし、そのとき、一緒にダレンも色々と調べてくれていたのだが、
ダレンは電話をかけると、それをスピーカーホンにして、
そのあたりにケータイを置いていた。
そして、窓口の人が出たら、もしもし、と電話に出る。
なるほど、そうやって使うのか。


窓口のサービスレベルの低さを補うために、
ケータイにはスピーカホンが必ずついていたのだな。。(w

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