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生き残るための工夫

ピッツバーグには、まともな日本食を食べられるお店が、数は少ないけど幾つかある。その中でも、学校から車で15分ほどのところにある店は値段・味のバランスが取れているお寿司屋さんで、お気に入り店の一つだ。試験も終わったことだし、久しぶりに友達とその店に行った。今日はちょっとこのお店の話をしたい。

その店は結構はやっている。はじめて訪れた時に、客層にアメリカ人が結構多いので、「日本風なんちゃってレストラン」に来てしまったかと一瞬後悔した。しかし、食べてみると、味は完全に日本の味付けで、陸の孤島ピッツバーグでまともな寿司が食べられたので、大満足だった。

そこで、不思議に思ったのは、
なぜ純日本風の味付けで出しているのに、アメリカ人にもウケがいいのか?
という点である。

しかし、ちょっと観察すると、こういうお店は、生き残るためにそれなりの工夫をしていることがわかる。

例えば、寿司&刺身ディナーセットというのを選ぶと、次のような順番で出てくる。

まず、サラダが最初にでる。アメリカ人はサラダを最初に食べたいのだ。
そして、はやくもここで、味噌汁がでてくる。アメリカ人にとって、スープ味が味噌であることは知識として知っているし受け入れることが出来ても、スープが主食の後に出るのは耐えられないのだ。
次に、なんとここで「鳥の唐揚」が登場!ピッツバーグ在住のアメリカ人は、常に揚げ物を食べたいらしく(フライドポテトとか)、そのニーズを押さえている。
そして、刺身、寿司と続くが、アメリカ人の苦手な貝系統のものは出てこないし、寿司にはアメリカ人好きのロール系が多い。しかも、カリフォルニアロールのように海苔が外側に出ているのではなく内側に巻いてあり、これもアメリカ人好みに仕上げてある。


味としては、日本の味にこだわっていても、完全に我を通すわけではない。変えるべきポイント、変えないべきポイントを押さえている。多くの人に食べてもらうために、妥協すべきポイントを見極めているのだ。そして、その背景には、日本食の本当の味を多くの人に知って欲しいというマスターの熱いビジョンが見え隠れする。

その熱いビジョンの存在が、私がこの店を好きな理由に間違いない。

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コメント

今Raleigh(ノースカロライナ)に来てます。こっちで繁盛してる日本料理屋(WASABI)も、味は純日本風ながら料理の出し方が確かにディナー風。みそ汁とご飯を一緒に食べることはできなかったけど、これが繁盛してる理由なのかも。

>Tommyさん

Marketにあわせたカスタマイズ。我々も色々な意味で意識しなければいけませんな。:-)

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