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スプートニクの友人

今日はパーティーを3つはしごした。この時期のパーティは、日本ではクリスマス・パーティと呼ぶが、人によって様々な宗教を信仰しているアメリカでは、ホリディ・パーティと呼ぶ。



まず、昼は、韓国人の友人が自宅に招待してくれた。テーブルを囲んで彼の奥さんが作った自家製キムチから、プルコギ(韓国式焼肉)、チャプチェ(韓国式春雨)を楽しむ。本当にうまかった。岩井俊二のLove Letterは、韓国では非常に有名で、韓国人は誰もが、「お元気ですかー」という日本語を知っているそう。そのことは知らなかった。


夕方から、アメリカ人の友人Chad宅でのホリディ・パーティ。これはまさにアメリカのホリディ・パーティ。彼の奥さんの家族から、Chadの友人など総勢20人強の立食パーティ。お酒を片手に軽食をつまみながら、次々と人を入れ替えて話していく。Chadの奥さんの妹さんの14ヶ月の息子が、4歳児くらいに大きくて(まだマッチョではない)、非常に可愛かった。


夜はいつものメンバーでLawson宅でパーティ。床に座ったり椅子に座ったり、思い思いの格好で、Lawsonの作ったカナダ式焼き豚を楽しむ。この冬はどうするか?仕事探しは順調か、など、話に花を咲かせる。アメリカ人3、カナダ人2、韓国人2、日本人2。とはいっても、インド系アメリカ人1、韓国系日本人2、中国系カナダ人1。国で表現しても、それほどの情報量がないかも。


どのパーティも、それぞれの良さがある楽しいパーティだった。1年前は想像だにしなかった人達とこうして親しくつきあっている。特に半年前に日本という国境を越えてから、私の中の何かが解き放たれたように、様々な軌道を旅する人生と交差している。




「わたしにはそのときに理解できたの。わたしたちは素敵な旅の連れであったけれど、結局はそれぞれの軌道を描く孤独な金属の塊に過ぎなかったんだって。遠くから見ると、それは流星のように美しくみえる。でも実際のわたしたちは、ひとりずつそこに閉じこめられたまま、どこに行くこともできない囚人のようなものに過ぎない。ふたつの衛星の軌道がたまたまかさなりあうとき、わたしたちはこうして顔を合わせる。あるいは心を触れ合わせることもできるかもしれない。でもっそれは束の間のこと。次の瞬間にはわたしたちはまた絶対の孤独の中にいる。いつか燃え尽きてゼロになってしまうまでね」
(from 村上春樹 「スプートニクの恋人」)



スプートニクとは、1950年代後半に旧ソ連によって打ち上げられた人工衛星の計画名である。 スプートニクという言葉は「旅の道連れ」という意味のロシア語から転じて、衛星を意味する。村上春樹の表現している、人の出会いと、人工衛星の軌道のすれ違い、の比喩は、美しくて切ない。


アメリカ人は皆別れ際にハグ(抱き合うこと)をする。軌道が離れる可能性の高さを惜しんでいるかのように。Ken.Tも最近、ハグをすることにした。

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コメント

ラブレターが韓国で人気とは知らなかった・・・。面白いね、ネタの宝庫だ。
ホリディパーティーという言い方も。

スプートニク、読んでないのだけど読んでみたくなった。読んでないのに、どうしてだか、この一文は知っていたよ。本の帯にかいてあったっけ?
私の大好きな言葉、深沢七郎の「友は季節に咲く花」という言葉にも通じるね。
コキアやタマとも、また巡るときが来たら咲かせましょうぞ。(まあ、離れていても勿論友達に変わりはないのだが・・・オトナになると昔みたいにしょっちゅう会えないもんな)

>amiさん
たぶん、本の帯に書いてあったのだと思います。そう、オトナになるとしょっちゅう会えないのですよ。でも、今はテクノロジーのおかげで、こうやってつながりを感じられていいですな。我々の子供の世代は我々からするとニュータイプですよ。新しいコミュニケーション能力を育てていくでしょう。

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