「英語で笑いをとる」シリーズ。
日本の師匠が送ってくれた「世界の日本人ジョーク集」を
英語で友達に披露して、笑いをとって、人気者になっちゃおうシリーズだ。
今回は、下記の話を、
パーティ中の会話の中でしてみた。(主に、アメリカ人に)
■四段階 (p.46「世界の日本人ジョーク集」より改変)
新製品が世に流通するまでには、全部で四つの段階がある。
まず、アメリカの企業が新製品の開発をする。
次にロシア人が、「自分たちは同じものを、もうすでに30年前に考え出していた」と主張する。
そして、日本人がアメリカ製以上のクオリティのものを造り、輸出しはじめる。
最後に、中国人が日本製に似せた偽者を造る。
これは普通にうけた。やはり、そういうイメージが世界共通であるのだ。
しかし、この会話の後に、調子に乗って、このネタにかぶせて、
色々と話をしていてヒヤリとすることがあった。
日本に10年ほど住んでいたインド人の友人が、
彼が日本で発行してもらった外国人登録証を皆に見せていたとき、
私は上記のネタにかぶせて、
「これは中国製のフェイクだろ?」
と言った。
皆は、この台詞にうけて笑ったが、途中から会話に入ってきて、
これまでの話の流れを知らない台湾出身の友人の顔色が変わった。
私はそれを感じとって、しまった、と思い、それからはそのことは口にせず、
特に何事も起きなかったが。。できれば彼と直接話してフォローしたかったが、
彼はその場を去ってしまったので、フォローできなかったのが残念だ。
願わくば、私がそう感じたのが勘違いであって、
彼がそんなに気にしていなければいいが。。
捉え方によって侮辱ともとれる話をするときには、
「一般論として、興味深い点を抽出した話をしていて、
個人・グループを攻撃しているわけではない、
かつ、悪意があるわけではない」
という前提をしっかり皆で確認したうえで、こういう話をしなければいけない、
ということを再確認した出来事だった。