色々なところで今年の3冊を発表するのがはやっているようなので、
私も2006年の締めとして、今年の3冊を発表したい。
今年のKen.Tの3冊は以下の通り!
1.ウケる技術
2.ウェブ進化論
3.MBAエッセイ・インタビュー・キャリア対策
1.ウケる技術
初めてこのタイプの本に出会った。この本は笑わせる能力を強化することを意図して作られた本で、ウケる技術を「ツッコミ」「タメ口」「アピール」などに分類分けして、それぞれについてポイントとケーススタディを紹介している。
例えば、「ツッコミ」は、「相手の面白さに気づいて拾う」と定義されており、例として、地球儀を見つめる少年と、中年の女性の写真に、台詞が添えられている。その台詞は、
少年「このあたりにワンルームを借りたいんです。」
女性「そこは海ですね。」
選んでいる写真も非常に面白いので、是非、一読をお勧めしたい。
読んでいて気づいたのは、ほとんどの人がその人の得意な笑わせ方を持っているということ、また、逆にいうと、ほとんどの人が2,3の笑わせ方に特化しており、多くの笑わせ方のパターンを持っていないということ、だった。例えば、Ken.Tの場合、「天丼」「ディテール化」「ツッコミ」が得意だが、そればかりを使っていて、他のパターンをあまり使っていない。
(ちなみに、天丼とは、一度ウケた言葉を何度も言うこと。)
この本では、ウケる技術を38個に分類しているので、2007年のKen.Tの目標としては、多くのパターンを英語で使いこなすことだろう。
2.ウェブ進化論
いわずと知れた2006年のベストセラー本。3冊に入れた理由は、この本のおかげで、一般の人がインターネット、オープンソース、Web2.0などのキーワードを理解することができ、日本の中でのインターネットに関するリテラシーが確実に上昇したと感じたから。丁寧に分かりやすく書かれているため、まだ読んでない人は是非読んで欲しい一冊。
3.MBAエッセイ・インタビュー・キャリア対策
これは、MBA受験の際に非常にお世話になった本。MBAトップ校に入学するには、出来の良い英文エッセイが必須であり、日本には、エッセイ専門のカウンセラーが結構たくさんいる。その中でもこの本の著者のデバリエ氏は有名であり、Ken.Tも彼に厳しく指導をうけた。(デバリエ氏は、楽◎の某社長を自分の教え子だと自慢していました。)MBA受験者の大半が読むであろう一冊をここに挙げたのは、2006年が留学をしはじめた年だったので、何かMBA関係のものを入れたかったから。
それにしても2006年のものを見直してみると、受験・渡米準備・留学開始ということで、あまり多くの日本の本を読めなかった。逆に、英語の教科書とかを含めて英語に接する時間は極端に多くなった。2007年は英語・日本語ともにバランスよく読書をしていきたい。
2006年、応援ありがとうござました。良いお年を!!