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ウォルマートの光と影

アメリカには、Wal-Martという世界一の小売店舗がある。
日本でいうところのどこ、と言おうとしても、対応するところが見つからないのだが、
あえていうと、マツモトキヨシの安値戦略を、
何でも売っているデパートに適用したスーパーのイメージだ。

walmart.jpg
http://images.google.com/

Wal-Martは、アメリカ全土に3200店舗以上存在し、
100万人以上の人が働いている。
日本の西友も2005年に子会社となっている。

世界最大規模なだけあって、さまざまな光と影が存在する。
そしてMBAの授業では、その陰影の中に沢山のことを学ぼうとする。


まず、アントレ(企業)の授業では、
Wal-Martのビジネスモデルとして、「Big sotre in Small Town!」が紹介される。
小さな町にスーパーを出してもマーケットが小さいという既成概念を覆し、
アメリカ中の小さな町というマーケットは大きい、ということを、見出したのがWal-Martなのだ。


マーケティングの授業では、
「Wal-Martに来ればどこよりも安い商品が常に手に入りますよ」、
というマインドを消費者に植えつけた最初の小売店舗だ。
言い換えると、EDLP戦略(Every Day Low Price)を最初にはじめたのだ。


オペレーションの授業では、
生産者からの直接購買・直接配送し、必要な商品を常に棚に置いて機会ロス、在庫費を削減した、世界最大のサプライチェーンを持つ企業だ。


ITの授業では、
米小売業で初めて商品管理にバーコードを使い、ITを活かして顧客の声を直接取り入れた経営効率向上。


しかし、その光が濃いほど、影はくっきりと浮かぶ。


Wal-Martは悪名高いスウェットショップとして、"Sweatshop Retailer of the Year"輝いている。スウェットショップとは、過酷な労働条件下で労働者を働かせている工場、それを使っている企業を指す。

また、
小規模商店しかない小都市に進出し、それらの店を倒産に追い込んだ果てに、不採算を理由に撤退した、というケースも指摘されている。

さらに、
Wal-Martの従業員の2/3が女性であるにも関わらず、マネージメント職の女性率は1/3、店長にいたっては15%ということで、Wal-Martで働く女性達が性差別を理由に、集団訴訟を起こしている。なんと、200万人以上がその集団として認定される世界最大の集団訴訟だ。
http://classactiondefense.jmbm.com/2007/02/walmart_class_action_defense_c.html

ちなみに明日は、この訴訟のケースをクラスで発表する。
Wal-Martの夢を見そうである。

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