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本気で世界を目指すということ

パリでおいしいものばかり食べていて、
ぬぼーと過ごしていたのだが、
それが丁度良い充電になったようで、
今日の梅田さんのブログ記事に非常に良い刺激を受けた。

My Life Between Silicon Valley and Japan
「最近、これまで以上に真剣に一つ一つのことに取り組んでいるような気がする」
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20070312


これまでもそれなりに真剣に生きてきたつもりだけれど、最近はこれまで以上にやってるな、という感じがする。なぜだろう。大きくは二つの理由がある。第一に、自分が書いた「ウェブ進化論」が予期せずベストセラーになったわけだが「さあこれから、それを超える仕事をしよう」という、極めて身近で個人的な目標ができたことだ。第二に、シリコンバレーにやってきて僕の家から車で数分のところに住み始めて半年になるはてな創業者・近藤淳也の「必死になって生きている狂気」みたいなものを間近で経験し、強い刺激を受けている、ということがある。なるほどこういうふうに生きるということが「本気で世界を目指す」ということなのかと、十五歳年下の近藤から日々学んでいる。はてなの経営はその近藤との共同作業なのだが、それに加えて、僕は僕の世界で近藤に負けない大きな仕事をしたいと必死になって競争しているのである。



「必死になって生きている狂気。」
どれくらいの狂気だろうか?どれくらいの頑張りなのだろうか?
世界を目指しているスポーツマンの頑張りの方向性は想像できる気がする。
(たぶんに想像を超えているかもしれないけど)
アカデミックな研究の世界における頑張りも、
ちょっとばかり研究職をかじっていたので、若干想像できる。
しかし、「はてな」のような会社の社長の、
Web2.0におけるビジネスの世界での、世界を目指した本気の頑張り、
というのが、どの方向に向かっての、どういう形の頑張りなのか、
純粋に興味深い。


ときどき、こういう風に刺激を受けて、
私も頑張ろう、と鼻息を荒くすることがあるのだが、
cociaはそんな私に彼女流の活を入れてくれる。


「そんなことを言っていて、

(Ken.T自身が)特にぱっとせずに、
普通のサラリーマンとして終わったら面白いね。」


うう、、、確かに面白い。(W

でも、これは本当に核心をついた突っ込みだ。
多くの人が、報われない労力・努力を恐れるあまり、
全力でバットを振ることが出来ない、もしくは、意図的に振っていない、のではないだろうか?
あいつ、あんなに頑張ってたけど、たかがあんな程度だった。
例えば、そういう恐れが、バットを短く持って、
堅実に振らせるインセンティブとなる。


そういう恐怖心を乗り越えて、ある覚悟をもった人だけが、
世界に通じるバッターボックスに立つことができるのだろう。
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