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近代化はいいこと?

マクロ経済の授業で興味深いディスカッションがあった。
「近代化(modernization)や機械化(mechanization)はいいことか?」

いいことか悪いことか?といっても、色々な観点があるが、
このディスカッションで個人的に面白いと思ったのが、
「近代化は、多くの人の職を奪うのか?」ということ。

単純な例で説明すると、
スコップで穴を掘っていた作業員5人分の仕事があったとする。
そこに、掘削機が登場すると、作業員1人で作業できてしまうので、
4人は不要になってしまう。。
感覚的には、職の数の観点からみると、
近代化は、多くの人の職を奪うことになる。


また、
変化の激しいソフトウェア業界では、
C、Javaなどの新しい言語が90年代に出てきたことで、
COBOLなどの60年代から使われていたホスト系のプログラマの職を奪ってしまった、
というような話が悲劇としてよく話題になっていた。


しかし、実際には、
近代化は職を奪うだけでなく、新しい職を生み出す。
例えば、スコップの例の場合は、
スコップを使っていた5人のうち、1人は掘削機を使うだろうし、
もう1人は、掘削機の運送やメンテナンスをすることになるだろうし、
あとの3人は掘削機を作る工場で働らくことになるだろう。



つまり、近代化は、現在の職を奪うかもしれないが、新しい職を生み出し、
むしろ、全体としては経済的なパイをより広げることになる。
ただし、気をつけなければいけないのが、
いきなり明日から掘削機ですよ、といっても、
多くの人はそれに対応できず職を失うことになるので、
その遷移(新しい技術への教育など)を適切に調整する、
ことこそが重要なのだ。


労働者一人一人の視点から見ると、
新しい技術が出てきたときに、
今の自分のスキルに固執することもできるし、
新しいスキルを身につけることもできる。
多くの場合、現在のスキルに固執したほうが、
これまで築き上げてきた経験、人脈、スキルが活かせるので、
居心地が良いと感じるだろう。
特に歳をとってくると、新しいスキルを身につけることは、
より苦に感じるかもしれない。


しかし、個人的には、
自分がこれまでに得たことに固執せず、
いつまでも興味をもって新しいことにチャレンジしていく、自分でありたい。
そういったフロンティアは、確かに努力を必要とするけど、
刺激的で楽しいと思えるのだ。
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