面白いインタビュー記事を見つけた。
それは、来夏公開予定のジブリ映画「崖の上のポニョ」に関して、
公開予定の1年以上の前の今の時点で、
鈴木敏夫プロデューサーに、
「ポニョで宮崎監督が何に挑戦しようとしているのか」を、
インタビューしたものだ。
以下、抜粋
--「ポニョ」で宮崎監督が何に挑戦しようとしているのか、です。
鈴木 そうだった。忘れていた(笑)。でもね、最初にも言いましたが、分かりませんよ、本当に。ただ、お客さんが見てくれる間は作り続けたいというのが、宮さんの素直な気持ちだと思います。一人で勝手に作って墓場に持っていけばいいという人ではなく、常に「お客さんは今、何を見たがっているのだろう」と考え続けている人ですから、見続けてもらうためには、これまでと同じではいけないと分かっているんです。だから、お客さんのために、自分の作り方と、もう一度根本から向き合っている。あえて言えば、それが「ポニョ」で挑戦していることでしょう。今、話せるのはこのくらいだよ。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_20070410.htm
もうあれだけのものをこの世に残してなおかつ、
常に「お客さんは今、何を見たがっているのだろう」と考え続けている人。。
本当に、素晴らしいと思った。
いやむしろ、そう思い続けてきたからこそ、
これまでの作品群があるのだろう。