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安全基地の大きさと、覚えていること

不確実な世界に飛び立つわが子の可能性を決めるのは、
小さいうちに与えた安全基地の大きさである。

上記の文は、「0才からの脳と心を育てる本」の中で、
クオリアで有名な茂木健一郎さんのコーナーにあった。

いつでも探索に出る自分を見守り、暖かく迎えてくれ、
疲れ果て傷ついて帰ってくれば癒してくれる心理的な安全基地があれば、
幼児はその基地をベースとして世の中を探索していく。
幼児期には、個々のスキルを学ぶより、
安全基地をしっかり与えることのほうがはるかに大切だと。

かなり納得していたら、
たまたまミスチルの「あんまり覚えていないや」という曲を聴いていて、
いい歌だな、と思い、例によって歌詞をじっくり聴いてみて、えらく感動した。
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B21439


上記の歌詞の中身はざっくり言うと、
「彼女との甘い夜のこととか、
よいメロディーが頭に浮かんだこととか、
そのときはすごく素敵なことだったんだけど、
あんまり覚えていないや、、、
だけど、キャッチボールしたり、海にいったり、
ドライブしたり、お小遣いくれたり、といった、
両親が注いでくれた数々の愛情は、
ちゃんと覚えているんだ、、」という歌。

思わず、幼い頃の家族旅行の写真などが頭に浮かび、
泣きそうになった。
普段は思い出さないが、
ちょっと心の奥に潜ると、たくさんでてくるセピア色の写真群。
写真なのか、記憶なのかも判別はつかない。
兄弟の皆が大きくなってそれぞれの道を歩き出した。
もうあの頃のあの形の家族は戻らないのだ。
でも、両親から受けた愛情はしっかりと頭に刻み込まれている。
そして、それがKen.Tの安全基地を作ったに違いない。

産まれてくる子供には、
惜しみない愛情をもとにした安全基地を与えてあげたい。
子供ができるから感傷的になっているんだな、
と思う今日この頃であった
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Another Storyもいい。

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