戦場の掟1(ドライビングライセンス) (05/12)
戦場の掟2(ドライビングライセンス) (05/13)
もう夏休みに入った学校が多く、高校生で溢れかえっているという情報を聞いたので、朝一番でかけつけた。そのおかげで、外の列に並ぶことなく部屋に入れた。番号札をとり、椅子にすわって、試験問題を取り出し、最後の追い込み勉強。そうすると、右隣のインド人が、俺にもそれを見せてくれ、と言って来た。(w この模擬試験問題は、Web上に載っているもので、多くの人がこの存在に気づかないので、貴重なのだ。
なんか、これ、前と同じパターンで、縁起が悪いのではないか?
と思ったが、これを乗り越えてこそ、リベンジの価値があると思い、快く承諾。Ken.Tが復習し終えた問題を彼に順繰りに渡すことにした。5分たったら、今度は、左となりのインド人女性がじっとKen.Tの問題を見ている。視線に気がついて、目をあわせると、「見てるだけ。」と彼女。
そんな慎ましい彼女を、ほっておけるわけもなく、
右となりのインド人男性が終わった問題を彼女に回すようにした。インド人に囲まれ、
マイナスxマイナス=プラスだから、これは縁起がいいぞ、
とか失礼なことを思いながら、勉強にいそしんだ。すると、Computerが壊れているから試験が受けれません、というアナウンスが。。。(w
これで家に帰ったら、
試験に落ちたときの下手な言い訳にしかならない。
若干、呆然としているうちに、次々と皆が帰っていくようだ。隣のインド人二人と相談したが、おじさんが一生懸命修理しているみたいなので、一縷の望みをかけて待つことにした。すると、10台ほどあるうちの2台だけが動くように。やはり、マイナスxマイナス効果か。
そして、ようやく順番がやってきた。窓口のお兄ちゃんは、やはりKen.Tのことを覚えていた。
" I have been waiting for you..."
(お前のことを待ってたよ。)
" I am back. "
(戻ったぞ。)
映画の1シーンのような台詞を交わし、コンピュータ1へ。これは、前落ちたのと同じマシーンだ。とらわれるなKen.T。そして、たんたんと問題をこなす。今回は前回ミスした標識問題もカバーしておいたので、なんなくクリア。途中難問に出くわしたが、さらりとスキップ。(前回、落ちた後で、スキップ機能を学んだ。)
そして、、、無事に全問正解で合格した。やれやれ、と思い、受付に戻って書類の手配を開始すると、あの兄ちゃんは自分のことのように喜んでくれた。がっちり握手。
しかし、一難さってまた一難。なんと、Social Security Number Cardが無いと、Learning Permission(仮免)が発行できない、という。あえなく、一度家に戻るしかないか、と思って、外の駐車場まで戻ったのだが、そこで、もしかして、State IDでなんとかなるかも、と思って、窓口に引き返した。これが効をを奏して、SSNカードがなくても、その番号とState IDでなんとかなった。アメリカは言った者勝ちである。(この場合は、本当にそうなのかもしれないが。)
とにもかくにも無事、リベンジ果たしました。次は、実地試験。懲りずに、夫婦一緒で受けに行く予定です。
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