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気を使った英語表現
チームで問題解決をしていて、意見をまとめようとするとき、メンバーの気持ちに配慮した英語表現というは非常に重要になってくる。
そもそも、チームとしては、皆が違う意見を持っていたほうが有難い。新たな解決策がでてきたり、議論の盲点を減らすことができる。しかし、意見をまとめようとするときには、違う意見を持っていれば持っているほど、一つの結論を出すのは難しい。
ここでベストなのは、皆の意見をまんべんなく取り入れた八方美人の結論を出すのではなく、それぞれの意見の中から良い点を取り入れた結論を出すことだ。しかし、時に、メンバーそれぞれのエゴがその作業を邪魔するときがある。自分の意見が通ると誰でも嬉しいし、自分の意見が否定されるのは誰もが気持ちよくないからだ。
しかし、果たして全員が自分の意見を押し通したいのかというと、そうではない。きちんと自分の意見に皆が耳を傾けてくれれば、良識を持った人は他人の意見を素直に受け入れられる。だが、その判断の瀬戸際で、自分の意見が丁寧に扱われることは、非常に重要なことなのだ。
人間はあくまで人間で、そこでは論理よりも感情が優先されることがしばしばで、そんなときは、IQよりEQ(心の知能指数)が必要となる。しかし、十分なEQが仮にあったとしても、英語でうまくそれを伝えられないといけない。そういう瀬戸際に、「ざらついた無遠慮な英語」が飛び交うと、収まるものも収まらなくなる。
つまり、最近の課題は、そういう議論の瀬戸際にこそ、相手の感情を慮った英語を出したい。
You are wrong. (あんた間違ってるよ。)
ではなく、
I have a different perspective on this. (それに対しては違う見方をしています)
といいたい。
I don't understand you.(言ってこと、分からんねえ。)
ではなく、
I am not sure I understand what you said. (きちんと理解したか定かでないんです。)
といいたい。
議論が白熱しすぎてとげとげしくなってきたときには、
I sense some anger or hostility regarding this topic, can we discuss this issue and/or take this issue off-line?
というのもありだろう。
プロジェクトのメンバーと毎日顔をつきあわせて作業していると、次第に遠慮がなくなってくる。しかし、遠慮がなくなってくるからこそ、気を使わなければいけないことがある。「気を使った英語表現」をものにする道はなかなか険しそうだ。
コメント
あー、これは分かります。こういうのも「引き出し」に多く入ってないと出来ないという側面もありますけどね(もっとも引き出しにネタを溜めるにはそういうメンタリティーで常にボキャブラリーを増やす「気付き」がないといけない訳ですが)
言い方、タイミング
確かに、「言い方」一つで、まったく同じ意見が通ったり通らなかったり。
日本語では、自分流の言い方みたいなのが、
すでにあって、気をつけなくても、またしゃべってる最中にでも
適宜修正しながら話せるんだけど、英語だとなかなかねー。
特に感情的になった時なんて・・・
「言い方」は、それ一つで、自分のキャリアが180度
変わるといっても良いくらい重要なファクトだよね。
あと、言い方以外にも、間(タイミング)も大切なんだよね。
多くの人が自分が喋ってる最中や直後には
相手の話を聞く準備ができてないから、
きちんと聞いてもらおうと思ったら、
あせらず、割り込まずに、的確な間(タイミング)を
掴んで、相手の反応を見ながら伝えないといけない。
喋ってる時に割り込まれると、
気分悪いもんねえ。
そう、言いたいことは同じことなのに、
ある言い回しでいうと駄目で、
違う言い回しでいうと良かったりする。
間もそうだし、あとは表情、イントネーションなどの、
ノンバーバルインフォメーションも大事だよね。
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