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表計算ソフトを思いついた男

昨日は、表計算ソフトであるExcelをがりがり使ってLBOの意思決定をするためのモデルを作っていたわけだが、そのトレーニング自体も良かったのだけど、ソフトウェアエンジニアリングを専門とするものとして、つくづく表計算ソフトを思いついた人はすごいな、と思った。今のビジネスにおいて表計算ソフトがなかったら仕事にならない人が何人いることだろうか。

LBO modelingワークショップ
トレーニング・ザ・ストリート


しかし、気になるのは、誰が最初に表計算ソフトを作ったのかということだ。Wikipediaによると、どうやら最初にそのコンセプトを市場化したのは、VisiCalcだそうだ。

Bricklin によれば、彼はハーバード・ビジネス・スクールで 教授が黒板に金融モデルを書くのを見ていた。その教授が間違いに気づいてパラメータを修正しようとしたとき、表の中の大部分を消して書き直さなければなら なくなった。これを見た Bricklin は、このような計算をコンピュータ上で処理する「電子式表計算」を思いついたのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc


しかし、特許はとっていなかったため、後発の表計算ソフトのいずれも、VisiCalcの作者に特許料は支払っていないらしい。


電子式表計算は画期的なアイデアだったが、Bricklin はこのアイデアでは特許を取れないだろうと助言され、この発明から得られたであろう莫大な利益を逃してしまった。当時、アメリカ合衆国ではソフトウェアの特許は認められておらず、権利は著作権でのみ守られるとされていた。著作権はアイデアそのものを守るのには適しておらず、競合他社はコンセプトを即座にコピーして表示形式を変えるだけで著作権違反を問われずに販売することができたのである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc


作者のホームページには、アイデアを思いついたときから、その歴史まで詳細に書かれていて面白い。


ちなみに、表計算ソフトの現在のマーケットシェアはわからないが、1997年時点で、出荷数の7割をExcelが占めているようなので、現在はExcelが現在市場を寡占していると見てよいだろう。(その時点でLotusが1割)

しかし、最近では、フリーのOpen Officeや、WebベースのGoogle Spreadsheetsなども出てきている。Google Spreadsheetsのほうは、Monthly unique visitorが60万人を超えているとのことだ。

実際に、自分のプロジェクトでもGoogle Spreadsheetsをプロジェクト管理用ツールとして使っている。複数人で同時に編集できるし、オンライン上でシェアできるので重宝している。Bricklin氏、本当にありがとうございます。



参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/VisiCalc
http://www.danbricklin.com/visicalc.htm
http://ftp.utdallas.edu/~liebowit/book/sheets/sheet.html
http://blog.compete.com/2007/12/06/google-docs-spreadsheets/

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