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重大発表!(ケースコンペ)

先日、「ケースコンペティションでGO!」という記事で、ケースコンペティションが非常にビジネス英語のトレーニングに適しているという話を書いた。

今日は、今週頭に決勝戦があったMicrosoft社(以下、MS)主催のケースコンペティションの結果をお報せしたい。(英語部分を読んでいる方は、今日、結果発表があることを知っていたと思います。)


なんと、、驚いたことに、


我々のチーム、pangea(パンゲア)が優勝!!



思えばこのケースコンペティションは、
特別に長いバージョンのコンペティションで、
①11月中旬(中間試験の最中。。)に予選があり、提出資料で4チームを選出。
②11月下旬にその4チームが決勝プレゼン
という流れだった。

しかも、MSはケースコンペティションをこれまでどこのビジネススクールでもやっておらず、初のMSケースコンペティションがTepperで行われるという、記念すべき大会だった。また、実際のビジネスの現場で起きている問題をケースでとりあげリアルな実データを使い、ソリューションが優秀なら現場で採用される、というのも非常に画期的かつチャレンジングである。


今回のチームメンバーは、
マサドニア出身の我らがリーダーDusko(ドュスコ)、ポーランド出身の麒麟児Maciek(マチェック)、インド出身の天才オタクRamesh(ラメッシュ)に、マッチョ志望のKen.T(ケンティー、あ、これは分かるか。)という組み合わせだった。Ken.T以外の全員がアメリカのIT会社で働いていた経験があり、いつも、高速ディスカッションを展開してくれる。


優勝までの道のりは平坦ではなかった。
11月の頭から夜中に計10回ものミーティングを重ねたが、予選を終えたときは、もう駄目だと思っていた。まず、Rameshは途中で体調を壊しミーティングにほとんどでれなかった。また、締め切り直前のミーティングでは、最後のソリューション決定で、議論の収拾がなかなかつかず、なんとかソリューションが決まったものの、結論のページをまともに書けないまま提出せざるを得なかった。資料を提出後、なんとも悪い後味がチーム内にただよった。。しかし、どんよりしていた中で、Maciekの言った言葉は素敵だった。

"Actually, we failed to manage our time at the last minutes. However, if we did the same thing in a real business situation, what will happen? We are in Tepper Business School in order to challenge new things, as our dean said at our ceremony. We got a really good experience through this case competition."
(最後の最後で、時間管理で失敗したけど、もし本当のビジネスで同じ失敗をしてたらどうなる?学長が入学式で言ってたように、新しいことにチャレンジするためにTepperビジネススクールにいるんだ。俺らはすごいいい経験を得たよ。)

こんな感じだったので、もう駄目だと思っていた中で、
幸運にも予選を突破することが出来た。しかも、フィードバックを見たところ我々のチームの評価が高かった。チームの中でいけるんじゃないか、という雰囲気が出てきた。

決勝プレゼンはTV会議形式で、
MS社のマネージャーへのプレゼンとQ&Aを行った。皆のプレゼンは気合が乗っており素晴らしかった。Ken.Tは最後のパートを担当したが、バトンを渡されたときには残り5分しかなく、気が動転して練習どおりには進められず、プレゼン途中で時間切れとなってしまう。。変な汗が出たが、幸運にも、次のチームがまだ来ていなかったため、次のチームが来るまでQ&Aの時間が許された。しかし、私宛ての質問が音声が悪く?聞き取れず、さらに変な汗が出る。そこもMaciekがすかさずカバーしてくれ、事なきを得た。結果的に、変な汗が沢山出たものの、チームの皆がサポートしてくれたおかげで、なんとか無難にプレゼンを終えることができたといえる。


そして今日、授業の途中に結果発表がメールで流れた。


授業中だったが、ケースに参加していた他チームのメンバー(優勝できなかったチーム)が、ささやき声で名前を読んでくれ、振り返ると、ガッツポーズで祝福してくれた。たとえ違うチームであろうと、こういうときはアメリカでは非常にダイレクトに祝福してくれる。嬉しかった。同じクラスにいたRameshに目配せした。彼はオタクなので素直に喜びを表現できなかったようで、微妙な表情を返してきた。授業後、Dusko、Maciekも含め皆で祝福しあった。


このとき、我らがチーム、Pangea(パンゲア)が一つになった。

チーム名「パンゲア」の由来は。。。現在分かれている大陸は過去は一つの超大陸であったわけで、その超大陸のことをパンゲアという。さらに、現在分かれている大陸も2億年後には、一つの超大陸が誕生する、と言われている。我々のチームは、色々な国から色々なバックグラウンドを背負って今を生きているわけだけど、未来に向かって一つの超大陸になりたい、という思いでこのチーム名をつけた。今日のこの祝福の瞬間、Ken.Tの頭の中では、大陸ががっちりと組み合ってパンゲアが出来たイメージでいっぱいで、素晴らしい幸福感に包まれていた。ともあれ、今日は宿題が沢山あるので、明日は皆で飲み倒す予定だ。


優勝のご褒美は、Microsoft本社へのシアトル旅行だ。最高のメンバーでシアトルを楽しめる。とはいうものの、なぜかそのときは期末試験の真っ只中だ。嫌がらせだろうか?しかも、MS社の重役へのプレゼンも控えている。今度は変な汗をかかないように、今から準備に励みたい。

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